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8球団に絞られた佐々木朗希の移籍先候補からメッツが脱落?!(写真・黒田史夫)
8球団に絞られた佐々木朗希の移籍先候補からメッツが脱落?!(写真・黒田史夫)

8球団に絞り込まれた佐々木朗希の争奪戦からメッツが脱落し「西海岸チームが有力」の米報道…MLB公式は「最も必要とするチーム」にパドレスの名をあげる

 ポスティングによるメジャー挑戦を目指している元千葉ロッテの佐々木朗希(23)の移籍先候補からメッツが脱落した可能性が高いことを米ニューヨーク放送局「SNY」のアナリストであるアンディ・マルティーノ氏が明らかにした。佐々木はドジャース、パドレス、ジャイアンツ、ヤンキース、メッツ、レンジャーズ、カブス+謎の1球団の計8球団と交渉を行い、絞り込んだとされるが「西海岸のチームが有利」との説が流れている。またMLB公式サイトは「佐々木を必要とするチーム」のランキングを掲載して1位にパドレス、最下位をドジャースとした。

 メッツは超大物ファン・ソトの獲得に成功していたが…

 佐々木の交渉が本格化するのは「25歳ルール」の国際ボーナスプール金がリセットされる1月15日以降だとされる中、移籍先を巡る情報が錯綜し始めた。7日(日本時間8日)には、米ニューヨーク放送局「SNY」のアナリストのマルティーノ氏が番組「メッツ・ホットストーブ」で「メッツが佐々木朗希のチームになるという楽観的な見方は、業界ではあまり聞かない」との注目発言を行い、メッツの脱落の可能性を示唆した。
 佐々木がロサンゼルスで面談を行ったと報道された球団はドジャース、パドレス、ジャイアンツ、ヤンキース、メッツ、カブス、レンジャーズにプラスして謎の1球団の8球団。その中で、メッツが減れば、7球団に絞られたことになる。
 同氏は「今我々が目にしているメッツのローテーションのラインナップのままシーズンを迎えるように見える」と付け加えた。
 同氏は、なぜメッツが脱落したのかについての詳しい説明はしなかったが、スポーツイラストレイテッド誌のメッツ専門サイトによると「業界内の多くの人は、佐々木が、西海岸でプレーすることを好むと考えており、それがパドレスとドジャースが彼を獲得する可能性が最も高いチームとして一般的に見られている理由である」という。「西海岸チーム有利説」を改めて紹介した。
 その条件にあてはめると、残るのはドジャース、パドレス、ジャイアンツの3球団ということになる。
 一方でMLB公式サイトは「佐々木を必要とするチーム」のランキングを掲載した。同サイトが、1位にしたのは、ドジャースの対抗馬として有力視されているパドレス。同サイトは理由をこう説明した。
「パドレスはすべてを持っており、佐々木を獲得したい最も切実な事情のあるチームだ。ジョー・マスグローブが肘の手術で今シーズンを欠場することになったため、ローテーションのトップは、ディラン・シース(FA前の最終年)、マイケル・キング(FA前の最終年)、ダルビッシュ有(38歳)で構成されている。彼らは、ドジャースを”ビッグブラザーチーム”と呼ぶのには難しく、競争力のあるダイヤモンドバックスやジャイアンツと肩を並べる位置にいるチームだ。野手には、マニー・マチャド、ザンダー・ボガーツ、フェルナンド・タティスJr.など大成功を収めている選手を多数抱えている」

 

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