• HOME
  • 記事
  • 格闘技
  • 井上尚弥戦を2度中止のグッドマンに仰天情報?!「1億5700万円のファイトマネーを当てにして家を購入していたがショックで一度は引退を考える」…豪州メディア報道
井上尚弥との試合を2度キャンセルしたグッドマンは一度は引退を考えたという(写真・AAP/アフロ)
井上尚弥との試合を2度キャンセルしたグッドマンは一度は引退を考えたという(写真・AAP/アフロ)

井上尚弥戦を2度中止のグッドマンに仰天情報?!「1億5700万円のファイトマネーを当てにして家を購入していたがショックで一度は引退を考える」…豪州メディア報道

 プロボクシングのスーパーバンタム級の4団体統一王者、井上尚弥(31、大橋)と1月24日、有明アリーナで予定していた対戦を左目上の負傷でキャンセルしたIBF&WBO世界同級1位のサム・グッドマン(26、豪州)が、100万ドル(1億5700万円)以上のファイトマネーを当てにして家を購入していたが、中止となりショックのあまり引退を考えていたことが明らかになった。豪州版「フォックス・スポーツ」が14日に報じたもの。IBFとWBOが指名挑戦権を維持すれば5月下旬か6月上旬に世界戦での復帰を狙うという。井上は、同日、同会場で代役のWBO同級11位のキム・イェジュン(32、韓国)と防衛戦を行う。

 指名挑戦権が維持され5月下旬か6月上旬に世界戦で復帰?!

 

 仰天情報だ。豪州版「フォックス・スポーツ」が、左目上の負傷を再発させて2度目のキャンセルを申し出たグッドマンの驚愕の裏事情を伝えた。
「グッドマンは、100万ドル(約1億5700万円)以上という人生を変えるほどの大金を手にするはずだった。そして彼はすでにそのお金を使い始めていた。(人生で)最初の家を購入した。だが、試合がキャンセルとなり、彼は1セントも手にすることができない」
 なんと元世界王者でもないグッドマンのファイトマネーは破格の100万ドル(約1億5700万円)以上でその金を当てにしてマイホームを購入していたというのだ。
 IBFとWBOの指名挑戦者であるグッドマンは、当初、昨年12月24日に井上に挑戦予定だったが、来日直前のスパーリングで左目上を4針縫う負傷を負いキャンセル。グッドマン陣営の「40日間で完治するので大丈夫」との申し入れを受けて1月24日に延期となったが、11日に大橋秀行会長曰く、ガチで殴り合わない「マススパー」でその傷が開き、今度は14針を縫うほど大きいカットだったため、再びキャンセルとなり、代役にWBOアジア王者でWBO世界11位のキムが起用されることになった。
 同メディアは「グッドマンのショックは大きく、ボクシング界から足を洗うことも考えた」と、一度は引退に気持ちが傾いたことも伝えた。ファイトマネーを当てにして家まで購入したにもかかわらず、それが幻になったのだから無理もない。
 だが、舌の根も乾かぬうちにグッドマンに再起計画が持ち上がった。
 同メディアによると、プロモーターであるノーリミットボクシングがIBFとWBOの両団体が指名挑戦権を維持する予定であることをグッドマンに告げたという。ノーリミットボクシングがどこから得た情報か真偽は定かではないが、同メディアは、「IBFとWBOがグッドマンの指名挑戦戦を維持することが確認されれば、5月下旬から6月上旬を目標に同級の世界戦で復帰することになる」と断定的に報じた。「井上は、誰もが認めるチャンピオンとして、そしてこの階級で大金を稼ぐ相手としてグッドマンのターゲットであり続ける。陣営は日本のスーパースターとの対戦機会を再び確保することが絶対的な焦点であることを明確にしている」と付け加えた。
 だが、この井上と3度目の試合を組むプランは荒唐無稽だ。

関連記事一覧