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ドジャースのローテー右腕グラスノー(右)が大谷翔平を待ち受ける東京シリーズが「狂気の沙汰になる」と予想(写真・AP/アフロ)
ドジャースのローテー右腕グラスノー(右)が大谷翔平を待ち受ける東京シリーズが「狂気の沙汰になる」と予想(写真・AP/アフロ)

「大谷翔平はジャスティン・ビーバーの10倍」ド軍同僚グラスノーが東京シリーズに待ち受けるフィーバーを独特の表現で予想

 ドジャースのローテーション投手であるタイラー・グラスノー(30)が8日(日本時間9日)、東京ドームでのカブスとの開幕戦に備えて凱旋する大谷翔平(30)を迎える日本の様子を独特の言い回しで表現した。スポーツネットLAのインタビューに答えたもの。Xのフォロワーが1億人を超えている超人気ミュージシャンに例えて「狂気の沙汰になる」と予想した。ドジャースは13日に来日予定だ。

 14日の東京ドームでの練習を有料公開

 

 言い得て妙だ。
 ドジャースのローテション右腕であるグラスノーが、8日のオープン戦後に東京ドームでの開幕を前に地元メディア「スポーツネットLA」から「東京での開幕戦はどのようなものになると思うか?」と質問され、こう答えた。
「大谷(の人気と存在)は、ジャスティン・ビーバーの10倍のようなものだから、たぶん狂気の沙汰になるだろう」
 超人気ミュージシャンのジャスティン・ビーバーに重ねるどころか「その10倍」と表現し、東京で待ち受ける大フィーバーを「狂気の沙汰」と予想した。
 18、19日の東京ドームでのカブスとの2連戦のチケットは即完売。現在、高額で転売されて社会問題化となっているほど。
 このグラスノーの発言を紹介したスポーツイラストレイテッド誌のドジャース専門ページによると「グラスノーはマウンドでの才能だけでなく、愉快な一言を投げかけるコツを持っている」選手だという。
 グラスノーは、2月に行われたドジャースのファンイベントでも、スターが揃うチームをどう思うか?と質問され「アベンジャーズみたいだ。今までで最高のチームだ」と答えている。アイアンマンなどスーパーヒーロー達が勢ぞろいして悪に立ち向かう人気のマーベラス映画「アベンチャーズ」に重ねた。同サイトは、今回のグラスノーの発言を「彼の反応はユニークで非常に正確だった」と伝えた。
 まさに言い得て妙だ。
 デーブ・ロバーツ監督が明らかにしたスケジュールによると、東京での開幕シリーズに備えて、ドジャースは12日(日本時間13日)の朝にロサンゼルスをチャーター機で出発し、東京には13日の午後に到着予定。その日は、自由参加の練習を行い、翌14日には東京ドームで有料でファンを迎え入れて全体練習を行い、15日に同場所で巨人戦、16日に同場所で阪神戦を行い、17日の休養日を挟んで、18日、19日のカブスとの開幕2連戦に臨む。おそらく大谷が、ウロウロと外出することはないだろうが、17日の休養日には、都内観光を行う選手も出てくる可能性もあり、都内のあちらこちらでドジャースフィーバーが起こるかもしれない。
 開幕投手は山本由伸で、第2戦の先発は、ポスティングによりロッテから移籍した“ルーキー”の佐々木朗希が予定されている。
 また対するカブスも開幕投手に指名されたのは昨季15勝3敗の今永昇太。ラインナップには鈴木誠也も名を連ねる予定で、大谷、山本、佐々木、今永、鈴木と5人の日本人メジャーリーガーが東京シリーズを盛り上げることになる。
 大谷を「ジャスティン・ビーバーの10倍」と表現したグラスノーも、もちろん遠征に帯同して、阪神か巨人かのオープン戦に先発予定。グラスノーは昨年韓国で開幕した開幕投手に指名されたが、8月に右肘を痛め、ポストシーズンでは登板することができなかった。今季に向けて「今年の一番の目標は、とにかく健康を維持すること。今までにないほど状態はいい」と話している。グラスノーは帰国後に控えるエンゼルスとのハイウエーシリーズに先発する予定となっている。

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