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中日の井上監督が4番石川昂弥に代打を送った采配に賛否(資料写真・黒田史夫)
中日の井上監督が4番石川昂弥に代打を送った采配に賛否(資料写真・黒田史夫)

「ふざけんじゃねえ。その程度の覚悟で…」中日の4番石川に代打の井上采配にSNSで批判殺到…「理解できる」の評論家声も…エース高橋が8回自責ゼロも守乱で痛恨ドロー

 中日とヤクルトとの今季初戦(4日、神宮球場)は延長12回の末1-1の引き分けに終わった。中日の井上一樹監督(53)は延長11回無死一、二塁で4番の石川昂弥(23)に代打を送る執念の采配を見せたが実らず、その采配にSNSで批判が殺到した。先発の高橋宏斗(22)は7回まで3安打無失点の好投を見せたが8回に守りのミスに足を引っ張られて同点に追いつかれ、今季初勝利を手にすることができなかった。中日は広島と並んで最下位に転落した。

 1-1の延長11回無死一、二塁で石川にピンチバンター

 春冷えの神宮球場がざわめいた。
 1-1で迎えた延長11回。村松、上林が連続四球を選び、無死一、二塁としてヤクルトの投手が星から木澤にスイッチすると、4番石川に代打・山本を送ったのだ。ピンチバンターの山本は重圧のかかる場面でのバントを成功させて走者を進めた。だが、続く板山のライトへのフライはタッチアップには浅く、2回に先制のタイムリー二塁打を放っていた中田もショートゴロに倒れて井上監督が物議を醸すことも覚悟に繰り出した勝負手は空振りに終わった。
 延長12回も一死一塁からまたピンチバンターの樋口がバントを成功させ二死二塁としたが、岡林は申告敬遠でさけられ、打率.083と不振の村松との勝負を選択されボールゾーンに落ちるフォークで空振りの三振に終わり、その裏、クローザーの松山が無失点に抑えたが、痛恨のドローとなった。
 中日スポーツなどスポーツ各紙の報道によると、試合後に井上監督は、石川の代打の場面について、こう説明したという。
「昂弥(石川)に山本を送らなかったとしても、俺は昂弥にバントを出した。でも、(バント成功の)確実性を考えて山本を出したということ。勝つためです」
 井上監督は1日の巨人戦でも8回無死一、二塁から石川に2球続けてバントのサインを送っていた。ファウルとボールで“未遂”に終わり、ヒッティングに切り替えて内野安打を放ち、追加点につなげていたが、その試合後にも「なんで4番にバントさせちゃダメなの?というものを持ちつつ1年を通してやりたい。1点でも欲しいという泥臭い野球をやりたい」とコメントしていた。
 ある意味、一貫性のある采配ではある。
 SNSでは「石川の最適な起用法」と、擁護するポストもあるにはあるが、探すのが難しいほど、この4番への代打に批判のコメントが殺到した。
「4番に代打はおかしい」「かなり酷い采配」「監督の采配ミス」「目先の1勝にこだわる井上中日…これでは4月で息切れの気配。 この試合もはや勝っても負けてもファンに哀しみを植え付けるものでしかない」
 中には「石川の精神状態が心配」という声もあった。
「石川くんは大きく育てないといけない人。そこにピンチバンターはどうなの?」
「石川選手にバントさせるなら明日から4番は替えて欲しい」
 そして辛辣だったのは、中日の新外国人を事前に的中したことなどで、中日ファンの間で有名人となっていて5万人のフォロワーを持つ「赤味噌」さんだ。
「ふざけんじゃねえ。その程度の覚悟で何が石川昂弥4番固定や。二度と口にするな」
 井上監督はオープン戦14試合で打率.151だった石川をあえて開幕から4番に指名した。「4番は昂弥でいく。僕の信念、我慢比べ」との覚悟を口にしていた。その覚悟との矛盾点をついたわけだ。

 

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