• HOME
  • 記事
  • 野球
  • レンジャーズ地元紙が大谷翔平のトレード獲得案を提言…「一人で主力投手、4番打者、左の野手と3つの問題点を解決できる」…最有力はドジャースとの見込みも
エンゼルス大谷翔平のトレード案をレンジャーズの地元紙が提言
エンゼルス大谷翔平のトレード案をレンジャーズの地元紙が提言

レンジャーズ地元紙が大谷翔平のトレード獲得案を提言…「一人で主力投手、4番打者、左の野手と3つの問題点を解決できる」…最有力はドジャースとの見込みも

レンジャーズの地元紙である「ダラス・モーニングニュース」が24日(日本時間25日)、さきほど帰国したエンゼルスの大谷翔平(28)を「トレードで獲得すべきだ」との意見コラムを掲載した。来年オフにFA権を取得する大谷は、今月1日にエンゼルスと1年3000万ドル(約44億7000万円)の契約を結んだが、今なおトレード案は燻っており、去就は、まだ決定に至らない新オーナーの方針次第とも言われている。その状況の中で出された主張の実現の可能性は果たして…。

大谷と若手有望株の1対4+2トレードを提案

 異例の意見記事を書いたのは「ダラス・モーニングニュース」のコラムニストであるケビン・シェリントン氏だ。
「レンジャーズは大谷のためにトレードすべき」との見出しを取り、レンジャーズに大谷のトレード獲得を提言した。
 大谷が帰国した際に発したエンゼルスに対する発言を米メディアが誤訳して伝えたことが発端となり、「それを危険信号として解釈された」と、複数の記者が大谷トレードの可能性を取材し始めていることを紹介した上で、レンジャーズのクリス・ヤングGMへ、こう呼びかけた。
「エンゼルスが拒否できないトレードをしなさい。この冬の価値ある買い物を1度で済ませなさい。主力投手、4番打者、左の野手。(オーナーの)レイ・デイビス氏にチケットが売りさばける選手(大谷)をもたらしなさい。ファンに本当のスーパースターをもたらしなさい。エンゼルスが(オファーに)驚くほどの根拠(交換相手)を与えなさい」
 同コラムニストは、MLB.comが、レンジャーズのファームシステムを6位と評価していることを紹介。大谷をトレードで獲得する際の具体的な交換相手として、MLBのプロスペクト(若手の有望株)100人に入っているレンジャーズのジャック・ライター、オーウェン・ホワイト、ジャスティン・フォスキュー、ブロック・ポーターの4人の名前をリストアップした。そして、この1対4だけでなく、さらに「この4人に別の若手2人、もしくは大物選手を加えることができることをエンゼルスのミナシアンGMに伝えなさい」とし、エセキエル・デュラン、ジョシュ・スミス、グレン・オット、トレバー・ハウバー、ヨナ・ハイム、サム・ハフ、レオディ・タベラスらの名前を付け加えた。
「トレードを成立させるためには、これだけでは十分でないかもしれない。もし十分でなければ、さらに上乗せしなさい」とまで提言した。
そこまで大谷を熱望する理由を「誰も大谷翔平にはなれないということだ」とした。
 執筆した同コラムニストは、シーズン中に「現役最高の打者である」ナショナルズのフアン・ソトがトレード市場に出た際には「レンジャーズにはいらない」との主張を展開していたそうで「大谷とソトは何が違うのか。また1度言うが、大谷は(レンジャーズの)3つの問題点すべてを一人で解決できる。特に投手の部分だ。偉大なるソトでさえも、それはできない」と大谷を絶賛した。

関連記事一覧