WBC侍ジャパンの日程と主な大会ルール
WBCはプールAからプールDの4つのプールに分かれて1次ラウンドが実施され、それぞれ5チームが、総当たりのリーグ戦を戦い、勝率の高い上位2チームが準々決勝に進む。2チームが同じ勝率の場合、直接対決の結果で順位を決定。3チームが同順位の場合は当該チーム間の対戦成績で決定し、それでも同じ場合は失点率、防御率、打率、抽選の順で順位を決める。
台湾で開催のプールA(オランダ、キューバ、台湾、イタリア、パナマ)はすでに8日に開幕。プールBの日本は9日に中国戦、10日に韓国戦、11日にチェコ戦、12日に豪州戦を行い、日本が1位で通過した場合、プールAの2位チーム、2位で通過した場合は同1位チームと16日の東京ドームで準々決勝を戦う。
準決勝からは米国フロリダへ場所を移し、日本が順当にプールBを1位で突破してプールAの2位を下した場合は、プールC(米国、メキシコ、コロンビア、カナダ、英国)の1位と、プールD(プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、イスラエル、ニカラグア)の2位の勝者と日本時間の21日(朝8時開始)に対戦することになり、決勝は22日(朝8時開始)に行われる。
大会の主なルールは、選手の登録は30人。大会中に投手の入れ替えが可能で、事前に10人の「指名投手枠」が設けられ、1次ラウンドと準々決勝の後で2人を上限に入れ替えることができる。
投手には、球数制限があり、1次ラウンドが65球、準々決勝が80球、準決勝、決勝が95球。打席途中で、投球制限数に達した場合は、完了するまで投球できる。また1試合で50球以上投げた場合は中4日、30球以上、または2試合連続で投げた場合は中1日の間隔をあけなければならない。延長戦は10回以降からノーアウト2塁からのタイブレークを採用。ワンポイント登板は禁止され、打者3人以上、あるいはイニング終了するまで交代はできない。
またリプレー検証の要求は、1次ラウンド、準々決勝では1試合1回、準決勝、決勝では1試合2回認められ、すべてのプレーが対象。