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史上初となる満票で2度目のMVPに輝いた大谷翔平。日米のSNSで話題を独占したのはハイタッチを交わしたワンちゃんだった(MLB公式Xより)
史上初となる満票で2度目のMVPに輝いた大谷翔平。日米のSNSで話題を独占したのはハイタッチを交わしたワンちゃんだった(MLB公式Xより)

日米SNSで話題独占?!MLB公式サイトが“真のMVP”として称えたのは大谷翔平のMVP受賞をハイタッチで称えた可愛いワンちゃん

 エンゼルスの大谷翔平(29)が16日(日本時間17日)、全米野球記者協会の30人の記者の投票によりア・リーグのMVPに選ばれた。満票による選出で、2021年に続く2度目の満票受賞は史上初の快挙となった。さっそく全米メディアは、速報で大谷の快挙を伝えたが、注目を浴びたのは、大谷が膝の上で抱え、受賞の瞬間にハイタッチを交わしたワンちゃん。MLB公式が紹介するほどで、日米の話題を独占する“裏MVP”となった。

 2度の満票受賞は史上初の快挙

 

 生中継されたMLBネットワークの番組内で発表された今季のMVP。予想通りに大谷が、2年ぶり2度目の受賞となった。2度の満票受賞は史上初。
 どこかの家のリビングのソファに座り、ワンちゃんを膝の上に乗せてリラックスした格好で番組にリモート出演した大谷は日本語で喜びのコメントを伝えた。
「去年も、もちろん取りたかったですけど、(ヤンキースの)ジャッジ選手が素晴らしかったですし、今年も(レンジャーズの)シーガー選手もセミエン選手もワールドシリーズを優勝したように素晴らしい年だったなあと思うので、それに負けないくらいのシーズンにしたいなとは思っていましたけど、個人的に取れて特別なことだなと思います」
 今季の大谷は投手として23試合の登板で10勝5敗、防御率3.14の成績で打者としては135試合の出場で打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、出塁率は.412の数字を残して日本人初の本塁打王を獲得した。8月に右肘内側側副靱帯の損傷で離脱したが、すでに9月に手術を終えている。
 番組内では、その右肘の回復状態について聞かれ、「ケガは順調に1回目(2018年の手術)よりも感じ的にはスムーズに来ている感覚はあるので、スムーズに来シーズンに入っていけるんじゃないかなと思う。焦らずにやりたいなと思う反面、しっかり来シーズンまでに間に合わせてプレーしたい気持ちはあります」と笑顔で答えた。“FA狂騒曲”の最中での受賞を米メディアは速報で報じた。
「驚きはない。もし昨年のジャッジの記録更新となる62本塁打がなければ3年連続の受賞だっただろう」(MLBトレードルーマーズ)、「大谷のMVP受賞は期待される北米スポーツ史上最大のFA契約への序章となる。大谷の契約先は、もしかすれば次の数週間にわたり謎のままかもしれないが、1つだけ確かなことがある。今季彼よりも価値の高かった選手はア・リーグにはいなかったということだ」(FOXスポーツ)などと称えたが、日米のSNS上の話題を独占したのは、番組中に大谷の膝の上でずっとじゃれていたワンちゃん。

 大谷は、耳が可愛く下がり、ホワイトとツートンの小型犬と、受賞の瞬間に、なんとハイタッチを交わした。時折、おやつのようなものをあげて、ワンちゃんも大喜び。日本のSNSのXでは、「あの犬になりたい」「めちゃくちゃ可愛い」などの投稿が相次いだ。
 ちなみに「ビーグル」にも似たこのワンちゃんの犬種は「コーイケルホンディエ」というオランダ産の小型犬の一種で飼っている人が少ない珍しいワンちゃん。非常にクレバーで言うことをよく聞く性格だという。
 なんとMLB公式サイトも「最高のショー:大谷の愛犬が真のMVP」との見出しを取り、このワンちゃんの話題を取り上げた。
「木曜日の夜は満票でのMVP受賞が3つあった。それらの1つはMost Valuable Pupper(最優秀犬)だった」と受賞発表に出演した大谷の愛犬をMVPにかけて紹介。「大谷はキャリア2度目のア・リーグMVPを自宅に飾るトロフィーに加えたが、発表に耳を傾ける彼の横に座る毛がふさふさの友人が話題をさらった」と、ワンちゃんの話題を伝えた。
 同サイトは、「殿堂選手のレジー・ジャクソン氏が、MVP受賞者として二刀流ユニコーン(の大谷)を紹介した後、大谷は、彼の犬と心を込めたハイタッチを交わした。この犬はオーナー(の大谷)が2023年に奪三振率11.4を記録したことも何も知らずのんびりしていたと推測される。そしてテニスボールをキャッチすることも取りにいくこともできる二刀流の子犬として大谷の跡を継ぐかどうかは、まだ明らかでないが、1つだけ確かなことがある。この木曜日の夜、この犬はショーの中でベストだった」とユーモアを交えて称えた。

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