霊能力者が大谷翔平のFA移籍先を予知…いまだ情報が漏れてこないためMLB公式サイトが苦肉の企画…最有力と予知されたのは意外にも“あの”チームだった
その去就が注目されているフリーエージェント(FA)のエンゼルス大谷翔平(29)の交渉の進展状況や希望条件などの具体的な情報が一切漏れてこない。困り果てた状況を示すように、なんとMLB公式サイトが霊能力者に移籍先を予知してもらうという異例の企画を立てた。その霊能力者は2017年に大谷が日ハムからポスティングでメジャー移籍した際にエンゼルスを的中させた人物。果たして、その答えは?
ドジャース、ジャイアンツは候補から真っ先に消える
ミステリーに包まれている大谷のFA移籍問題。米メディアは連日のように話題として取り上げ、ドジャース本命説やカブスの逆襲説、あるいはエンゼルス残留説など、あらゆる情報が飛び交っているが、ほとんどが推測の域を出ていない。その中で、MLB公式サイトが、「ショウヘイはどこと契約するだろうか?前回(移籍先を)当てた霊能力者に聞いてみた」という異例の企画を行った。
同サイトは「我々は何百人という野球評論家の1人の意見に賛同することもできるかもしれないが、こうなったら将来を予言することで生計を立てている霊能力者の一人に頼ってみてもいいかも」と、2017年に大谷が日ハムからメジャーに移籍した際にも移籍先を「エンゼルスだ!」と的中させたシャラ・オジン氏に、再度、今回の移籍先の予知を依頼した。
まずは同サイトが有力な移籍先の候補としてエンゼルス、ドジャース、パドレス、メッツ、マリナーズ、レッドソックス、レンジャーズ、ジャイアンツの8チームを提示。オジン氏は、約24時間をかけて大谷のFAの経緯についての記事を1、2本読み、動画を見て「答えを出すために」瞑想した」という。まずはドジャース、パドレス、レッドソックス、レンジャーズの4チームに対して即座に“No”の答えが出て候補から外された。本命視されているドジャースが真っ先に外れたのは意外だった。
オジン氏は「大谷がジャイアンツに行くという記事を昨日読み、ジャイアンツについては、私の体には“No”という感覚が起きました。これらのチームについては何も知らないのですが」と語り、ドジャースの次に有力候補とされているジャイアンツも外した。
一方でオジン氏が「何かを感じた最初のチーム」がメッツだった。
「このチームが、するすると駆け上がっています。強い可能性があるのは確か。大都市のニューヨークへと達する。そんな思いが取れました」
オジン氏は笑顔で語ったという。
そして「2チーム目は?」と聞かれたオジン氏は「マリナーズだ」と返答した。
「これもまた可能性があると言えます。実際のところ、なぜだかは定かでありません。振動のようなものが見て取れ、イエスとしました。おそらくオファーなのか、彼がそこで快適にできるからなのかでしょうか。突き詰めていくと、彼は蟹座です。蟹座の人たちは、自宅や周りの環境で快適過ごし、どこでも安心できる場所を作りたがります。そのため、おそらくそういったものがあるのでしょう」と説明した。
ちなみにマリナーズは大谷の獲得争いから撤退の方針であると報道されている。
そして同サイトは、オジン氏が予知した最有力候補をこう紹介した。
「彼女(オジン氏)が最も力強い前向きなエネルギーを感じたのは、とても驚きだが、彼が所属していたチームだった。8チームで残った最後のチーム。彼が、これまで知っている唯一のメジャー球団。ロサンゼルス・エンゼルスだ」