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大谷翔平のエンゼルス時代の“親友”フレッチャーが水原容疑者と同じ違法賭博に関与か(写真・AP/アフロ)
大谷翔平のエンゼルス時代の“親友”フレッチャーが水原容疑者と同じ違法賭博に関与か(写真・AP/アフロ)

また“親友”に裏切られる?…大谷翔平がエンゼルスで6年共にプレーしたフレッチャーも違法賭博に関与か…水原容疑者と同じブックメーカーとの関係をESPN報道

ドジャースの大谷翔平(29)がエンゼルス時代に最も仲良くしていた現ブレーブス傘下3Aに所属しているデビッド・フレッチャー(29)が水原一平容疑者(39)がはまった同じ違法ブックメーカーを通じてスポーツ賭博を行っていたとの疑惑が報じられた。スポーツ専門局「ESPN」が伝えたもの。違法賭博で借金を重ねた水原容疑者が大谷の口座から1700万ドル(約26億5000万円)もの大金を盗んだ事件の“闇”は、まだまだ解明されていないようだ。

 違法ブックメーカーを水原容疑者に紹介したのもフレッチャーか

 法廷での審理が始まり、罪状認否が終わったというのに“イッペイスキャンダル”は、まだ終わらないのか。
 大谷のエンゼルス時代の“親友”だったフレッチャーが違法賭博に関与としていたとの疑惑が表沙汰になった。ESPNが複数の情報筋の話として伝えたもの。
 フレッチャーは、水原容疑者が借金を重ねた違法ブックメーカーのマシュー・ボウヤー氏を通じてスポーツ賭博を行っていたという。その金額や期間などの詳細については報じられていない。
 また同メディアは「フレッチャーの友人でロイヤルズのマイナーリーガーだったコルビー・シュルツ内野手は、ボウヤー氏を通じてエンゼルス時代のフレッチャーがプレーする野球の試合に賭けていた」とも伝えた。
 シュルツはフレッチャーと同じ29歳の親友。共にカリフォルニア州オレンジ郡で育ち、フレッチャーのインスタグラムの投稿にもしばしば登場するという。連邦捜査局の訴状によると、ボウヤー氏は水原容疑者の送金情報を「ブックメーカー3」に送っていたとされているが、その「ブックメーカー3」がシュルツで、水原容疑者のスキャンダルに大きく関わっていた可能性がある。
 もしシュルツが、親友のフレッチャーの試合に賭けていたとすれば、八百長さえ疑われる行為で、今後、メジャーリーグを揺るがす大事件に発展する可能性もあるだろう。
 ただフレッチャー自身は野球の試合には賭けていないという。
 ESPNはメジャー関係者から取材した話として「これまでフレッチャーは、メジャーリーグ機構の調査対象ではなかったが、今後は調査を受ける可能性が高い」と報じた。
 もしフレッチャーが自らが所属してたエンゼルスの野球の試合に賭けていたことが証明されれば、永久追放処分となる。
 同サイトは「フレッチャーは大谷の最も球界で親しい親友と評されることが多かった」とも伝え、この3月にフレッチャーに大谷について取材した際のコメントを紹介している。
「僕らはいい友達だよ。バスの中やホテルでよく話をした」
 大谷と同じ年のフレッチャーは、2018年に大谷と同じタイミングでメジャーデビューし、昨季まで6年間、エンゼルスに所属した。通算539試合で打率.276、16本塁打、170打点の成績で、2021年にエンゼルスと5年2600万ドル(約40億円)で延長契約を結んだが、昨年12月にブレーブスにトレードされた。
 昨年のWBCにはイタリア代表として出場。東京ドームで日本と対戦した際には、大谷との“親友対決”が注目を集めていた。
 これらの疑惑が事実とすれば、大谷は水原容疑者だけでなく、エンゼルス時代の親友にも裏切られたことになる。

 

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