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2025年に二刀流復活を目指す大谷翔平が順調にリハビリを進めている(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
2025年に二刀流復活を目指す大谷翔平が順調にリハビリを進めている(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

2025年二刀流復活を目指す大谷翔平が「18m、129km」を投げる…左ハムストリングスの打撲も「日に日に良くなっている」

 ドジャースの大谷翔平(29)が雨天中止となった27日(日本時間28日)の敵地でのメッツ戦前に取材に応じて昨年9月に行った右肘の手術から順調に回復、先週には60フィート(約18.29メートル)を投げ球速が80マイル(約129キロ)をマークしたことを明かした。ESPNなど複数の米メディアが報じたもの。二刀流復活は2025年になるが9月に対打者のシート打撃登板ができる可能性があるという。また牽制球をぶつけられ全力疾走を禁じられていた左足ハムストリングスの打撲も「日に日に良くなっている」と明かした。

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 ニューヨークでのメッツ戦のスタメンに「2番・DH」で出場予定だった大谷だが、暴風雨が吹き荒れる悪天候で中止となった。試合は翌28日(日本時間29日)にダブルヘッダーで行われることが決まり、大谷はブルペンに入ってキャッチボールを行った。米メディアが注目したのは、大谷の2つの怪我の回復具合だ。
 ひとつは16日(同17日)のレッズ戦で一塁走者の大谷が牽制球を左の太ももに受けて負った怪我。チームから全力疾走と盗塁禁止を命じられた状態で、1週間プレーを続けているが、この10試合で打率.211(38打数8安打)と結果が出ていない。
 ロサンゼルスデイリーニュースによると、中止の決定前に取材に応じた大谷は、左足のハムストリングスの怪我が打撃に影響を及ぼしているのか?との質問に対して「私はそうは思いません。足はそれほど良くないが、個人的にはそれがスイングに影響を与えているとは思わない」と否定。その打撲は「日に日に良くなっている」と説明した。
 また腰の張りを訴えてダルビッシュ有が先発した5月12日(同13日)のパドレス戦を欠場しているが「今はかなり良いと感じている」とも話した。
 そしてもうひとつの注目が、昨年9月に2度目のメスを入れた右肘のリハビリの進捗度だ。同メディアによると大谷は3月25日にリハビリメニューをスタートさせ、1日おきにキャッチボールを行ってきた。
 距離は60フィート(約18.29メートル)未満で60から70球を投げてきたという。
「距離と球数を増やし続けて、それがどうなるかを見守るだけ。どこまでやれるかはよくわからないけど、そういう流れ。先週は60フィート(約18.29メートル)まで進み、球速80マイル(約129キロ)を投げることができた」
 ドジャースは2025年まで二刀流を封印させることを発表しているが、このまま順調にリハビリが進めば、9月にも打者を相手にしたシート打撃に登板できる可能性があるという。
 ただ一方で、ここまで大谷は、打率.336と総塁打数131で両リーグトップの数字を残して、長打率.621とOPS1.024では、ナ・リーグトップをキープ。盗塁も13個をマークしているが、それは打者に専念しているからでは?との声も少なくない。

 

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