米紙スクープ直後に急展開!なぜ水原一平被告は「Uber Eats」配達員の職を失ったのか…数年前から秘密裏にデリバリーをしていたという衝撃情報も
ドジャース大谷翔平(29)の元通訳で銀行詐欺罪と虚偽の納税申告の罪を認めた水原一平被告(39)が米国ロサンゼルスでスタートしていた「Uber Eats」の配達員の仕事を禁じられたことが7日(日本時間8日)明らかになった。米ロサンゼルス局「NBC4」が伝えたもの。前日に「ニューヨークポスト」が水原被告が「Uber Eats」の配達員を行っている衝撃写真をスクープしたが、訴訟係争中の被告人であることが同社の就業規定に触れていたことから登録が禁止された模様だ。
またしても水原被告が職場から“追放”された。それほど違法なスポーツ賭博で作った借金を返すために大谷を騙して1700万ドル(約26億5000万円)もの大金を不正に盗んだ水原被告の罪は重たい。
前日に「ニューヨークポスト」が水原被告が「Uber Eats」の配達員をしている7枚の衝撃のスクープ写真を掲載した。短パンにスウェットパーカー、黒の帽子に黒ぶちの眼鏡姿でベトナム料理店「TAYHO」と書かれた赤い宅配バックを手に下げて高級住宅街にある配達先の家の玄関を訪れる姿や、タバコを吸いスマホを見ながら同店の前で待機している姿、注文を依頼されたトイレットペーパーを手にスーパーから出てくるところや飲み物を持っって移動しているシーンなどの写真が掲載され「これが堕ちたMLB通訳水原一平の新しい仕事だ。最近、ロサンゼルス地域でウーバーのデリバリーをしているところを目撃された」と報じられた。
だが、そのスクープ写真がきっかけとなり、わずか数時間後にその職を失った。「Uber Eats」のアプリへの登録を禁止されたのだ。
「NBC4」が「水原一平氏はUber Eatsのドライバーとしての別の仕事を失った。水原氏は訴訟の係争中のため、Uber Eatsの配達員の仕事を禁じられた」と伝えたもの。「Uber Eats」の広報担当者ガブリエラ・コンダルコ・ケサダ氏は「水原被告はUber Eatsの配達員を数年間やっていました。だが、最近の訴訟により、彼はこの先我々の(登録して配達先を探すアプリの)プラットフォームにアクセスできません」と語った。
フードデリバリー「Uber Eats」の配達員の仕事は、同社のアプリに登録し、スマホで配達を希望するレストランなどを探して、商品をお客さんの元に届けるアルバイトだが、同社の就業規定に「訴訟の係争中の場合は、配達員の資格を失うことがある」とある。
4日(日本時間5日)にカリフォルニア州の連邦裁判所で行われた罪状認否で、銀行詐欺罪と虚偽の納税申告の罪を認め、10月25日の判決を待つ身の水原被告が、その規定に抵触して登録を禁じられ、同社のアプリにアクセスできなくなった。