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非公表の阪神は高松商のスラッガー浅野翔吾を巨人との競合覚悟で1位指名へ(写真・日刊スポーツ/アフロ)
非公表の阪神は高松商のスラッガー浅野翔吾を巨人との競合覚悟で1位指名へ(写真・日刊スポーツ/アフロ)

なぜ9球団が1位指名公表の異例ドラフトが起きたのか…SNSでは「ドキドキ感なくなった」失望の声も…残る3球団の動向は?

 パ・リーグで唯一非公表となった千葉ロッテは、即戦力投手、二遊間が補強ポイント。大学、社会人の即戦力投手で1位指名が公表されていない中には、練習試合でヤクルトの村上を三振に斬った東京ガスの益田武尚、大阪ガスの河野佳、鷺宮製作所の小孫竜二、富士大の金村尚真らがいるが、9球団表明の裏をついて単独指名を狙うのか、それとも競合覚悟で、曽谷や吉村を1位入札するのか、その出方が注目される。

 いずれにしろ高橋純平(ソフトバンク)に3球団、高山俊(阪神)に2球団が重複した2015年以来の“無風ドラフト”となりそうだ。

 松井氏が、最後にこう付け加えた。

「こういう年のドラフトこそ下位指名に各球団の特色が出る。スカウトの腕の見せ所のドラフトになるかもしれない」

 運命のドラフト会議は午後5時スタートだ。 (文責・RONSPO編集部)

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