米メディアも村上宗隆の“世界の王”に並ぶ55号に注目…「メジャーでプレーするのか」「最多本塁打記録を追うのはジャッジ1人だけではない」ヤ軍主砲との比較記事も
サイスニードは、昨年ヤクルトに入団した際、守護神のスコット・マクガフから「彼はいずれメジャー選手になるだろう」と伝えられたという。 さらにサイスニードは、「選球眼が良くなっている。プレートから外れる球は狙わない。今年は違うレベルにあり一度も不調にならない。打席で泳がされたところを見たことがない。いつでもすべてに集中している。もし彼と対戦すれば打ち取るプランを考え出すのは難しいだろう」と村上の凄さを説明した。
サイスニードは、村上に対するメディアからのプレッシャーについても触れ「影響はまったくないと思う」と否定。
「来る日も来る日もやってくる注目度のレベルに対応できるようになり、野球選手として進化して次のステージに向かうだろう。彼は本当に特別なプレーヤーだ。米国に渡れるようになるまでの数年は大々的に報じられていくだろう。(メジャー行きが)実現すれば、彼は、その注目度にもうまく対応していくだろう」と付け加えた。
同サイトは、その将来的なメジャー移籍の可能性についても考察。
「日本の野球を見ている(メジャーの)関係者は、スワローズがポスティングをすぐに決断するとは考えていない。MLBのファンは来春に行われるワールド・ベースボール・クラシックで村上を初めてしっかりと見ることができる可能性が高いだろう。彼は大谷翔平が投手や指名打者としてプレーすることを望む侍ジャパンで、一塁か三塁でプレーするかもしれない。MLBの球団幹部やファンは、松井氏やMVPを獲得した大谷のような偉大な日本選手と村上の比較を将来的な夢として描くことができる」
同サイトの特集はキブレハンの「村上が(シーズン最多本塁打)記録に近づいていることについて誰もが前向きに捉えている。たとえ悪い打席があったとしてもファンは彼に立ち上がって拍手を送っている。彼らは記録を破ることを熱望している。それは見ていて楽しい」との言葉で締めくくられている。
視界に入ったバレンティンの記録に近づくにつれ、今後もさらに米のファンやメディアの村上への関心が高まりそうだ。