青学大の5区“山”に抜擢された1年生の若林宏樹も力走した(写真:松尾/アフロスポーツ/日本スポーツプレス協会)
箱根駅伝往路をパワフルに制した青学大は“意味深ツイート戦略”で復路も逃げ切れるのか?
区間エントリーは6区高橋勇輝、7区宮坂大器(3年)、8区西久保遼(3年)、9区中村唯翔、10区中倉啓敦。補欠には岸本大紀(3年)、横田俊吾(3年)、佐藤一世、田中悠登(1年)が残っている。
原監督はこの件について言及していないが、写真のオーダーはリアリティがあるものだろう。復路は前回6区で区間3位と好走した高橋でまずはリードを広げたい。7区は前々回2区で日本人1年生最高タイムの1時間7分03秒をマークした岸本、8区は全日本5区で2年連続区間賞を獲得した佐藤が入るのか。9区は前回2区を務めた中村、10区は前回もアンカーを任された中倉と“穴”は見当たらない。
青学大のランナーたちは後続との差を気にすることなく、攻め続けるだろう。完全優勝に向けて、「パワフル大作戦」は継続される。
(文責・酒井政人/スポーツライター)