• HOME
  • 記事
  • 野球
  • なぜ打率0割のヤクルト山田哲人は3番から1番の打順変更で復活3ランを放ったのか…勝敗を分けた中村と伏見の配球術の差
シリーズ打率0割だったヤクルトの山田哲人が3番から1番への打順変更で蘇り5回に先制の3ラン(資料写真)
シリーズ打率0割だったヤクルトの山田哲人が3番から1番への打順変更で蘇り5回に先制の3ラン(資料写真)

なぜ打率0割のヤクルト山田哲人は3番から1番の打順変更で復活3ランを放ったのか…勝敗を分けた中村と伏見の配球術の差

 シリーズはヤクルトの2勝0敗1引き分けで第4戦を迎える。
 池田氏は「まだヤクルトの2勝だが、第2戦の勝ちゲームを引き分けにされたオリックスは、ここが正念場であり崖っぷちに追い込まれたと見ていい。もし王手をかけられたら、左脇腹の違和感で降板したエースの山本が投げられるかどうかわからない状況で、そこからの4連勝はかなり厳しい。カギを握るのはオリックス打線が動くかどうか」と展開を予想する。
 第4戦のヤクルトの先発は42歳のベテランの石川。昨年の日本シリーズでも第4戦に先発して6回を1失点に抑えて勝利投手となっている。もし今回勝てば1950年に42歳8カ月で勝利した若林忠志(毎日)を1か月抜き、シリーズ最年長勝利記録となる。一方の王手を阻止したいオリックスは山岡を立てる。オリックス打線は、また打順を変更してくると考えられるが、どちらが先手を取るかがポイントになるだろう。
 ヒーローとなった山田がお立ち台で言った。
「まだ2勝しただけ。気を引き締めて頑張りたい」
 シリーズの行方を占う第4戦のプレーボールは午後6時30分だ。
(文責・RONSPO編集部)

関連記事一覧