阪神の藤浪(左)とソフトバンクの千賀の本当と評価とは?
千賀に4年118億円の評価、藤浪はリリーフ起用に活路…米メディアの独自FAランキングで千賀が18位、藤浪が50位に滑り込み
そして「藤浪には98(約158キロ)から99マイル(約159キロ)のフォーシームに加え、彼の決め球である(近年に)修正を加えたスプリッターを持ち、この2球種を使うことでメジャーでもとても効果的な救援投手になるかもしれない。彼は、中継ぎに配置転換された2021年には、87回2/3で61人を歩かせた(1軍は48回1/3で40四球、2軍は39回1/3で21四球)が、先発起用が、いくらか増えた2022年には十分な改善を見せた。だが彼は、この2年間、シーズンの多くを日本のマイナーリーグであるウェスタン・リーグで過ごした。過去にコントロールに問題があったことからメジャーでは救援投手として起用される可能性が高いが、(日本野球とは)異なるシステムの中で、短いイニングを投げる救援投手としての役割で活躍するかもしれない」と続け、阪神時代の制球難を指摘した上で、リリーフ起用に活路を見出すのではないかという評価を与えた。
今季の藤浪はエースの青柳が新型コロナで戦列を離れたこともあって開幕投手に抜擢されたが、不運にも勝ち星がつかず、結局、16試合に登板(10試合が先発)、3勝5敗、防御率3.38の成績に終わっていた。だが、かつて3年連続で、2桁勝利をあげた潜在能力があり「環境が変われば覚醒するのではないか」との期待値も大きい。
まだ阪神からのポスティング申請は行われていないが、12月5日までに期間に申請を行い、大リーグ30球団に通知された翌日から30日間が交渉期間となる。
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