海外メディアはドイツに歴史的勝利の森保采配を絶賛…「中盤プレッシングでドイツ混乱」「称賛に値する論理的な采配」
そして試合後のトーマス・ミュラーの「ショックを受けている。我々の戦い方で、通常であれば、勝てる試合だっただけに当惑している。我々は支配していて、ボールがあるところ、ないところで譲ることはほとんどなかった。集中してゲームをしていたと感じていた。しかし、目の前にあるチャンスをものにできなければ勝つことは難しく、あのような反撃でゴールを許してしまった。今、我々は、この敗戦を振り払って、体を回復させてスペイン戦に勝つために臨む必要がある」という声を紹介した。
同じくドイツの「ビルド」紙も「大失敗のスタート」との見出しを取り、「代表チームはW杯初戦で格下の日本に1ー2で敗れ、恥ずかしい思いをした。この大失敗は、メキシコに0-1で敗れ、初めてグループステージで敗退した2018年のロシア大会での激しいトーナメントを強く彷彿させる。ゴールチャンスのずさんな処理だけでなく、守備も不安定で穴だらけに見えて不注意なボールロスが目立った」と、厳しい論調で母国の敗戦を叩いた。
同紙は別記事で、試合後にギュンドアンが語ったコメントを「爆弾発言」「チーム批判」と問題視した。
マンチェスター・シティでプレーしているMFのギュンドアンは、「2点目のゴールを簡単に取られてしまったのはどうかと思う。あんなことが起きてはいけなかった。我々がゲームを支配していたと思うし、後半マヌエル(ノイアー)に救われたが、かなりのチャンスがあったのにゴールにつなげられなかった。後ろからボールを持って出ていく信念が少し不足していた。もっと動かなきゃいけないし、積極的にいかなくちゃいけなかった。後半はロングボールに頼りすぎた。そして短いパスは、あまりにも簡単に取られた。誰もがゴールを欲しがっていないと感じた」とコメントしたが、この「ゴールを欲しがっていない」という部分がドイツメディアには引っ掛かったようだ。