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物議を呼んだ三笘の逆転ゴールのアシストの場面。VARで認められたが数ミリラインにかかっている(写真・AP/アフロ)
物議を呼んだ三笘の逆転ゴールのアシストの場面。VARで認められたが数ミリラインにかかっている(写真・AP/アフロ)

海外メディアは日本のスペインを破る“番狂わせ”をどう報じたか…「2度目の熱狂」「武士道の勇気」「逆転ゴールのVAR判定に物議」

 同じく英「BBC」は「両チームが勝ち進むドラマチックな夜に日本がスペインを破る」との見出しで「日本がスペインを破ってグループEの1位で16強を決めるという新たなとんでもないW杯の番狂わせを演出し、論議を呼ぶ勝利をつかんだ」と伝えた。
 同記事もVAR判定が行われた逆転ゴールの場面に注目。
「交代選手の三笘がゴールラインからのクロスを上げる前のプレーで、最初の映像はラインを割っているように見えたが、ビデオアシスタントレフェリーが(ボールがライン上にあり)プレーが終わっていないと判断し、田中が日本の2点目をつかみ取った」
 そして「これが日本が幸運にも決勝トーナメントに進むことになったスペインを相手に見せた驚くべきパフォーマンスの中でポイントとなった瞬間だった。衝撃に見舞われ続けている大会で、スペインが次に勝ち進むためには、コスタリカと戦うドイツの試合結果に依存していたことから、今大会でこれまでで最もドラマチックな夜となった」などと続けた。
 「ユーロスポーツ」も、「堂安と田中がグループ首位の衝撃勝利とW杯からドイツの敗退を確定させる」との見出しを取り、2人のゴールを称えた。
 同記事も注目したのは、物議を呼んだVARのシーン。
「論点…ボールはゴールラインを割っているか?」として、「日本の2つ目のゴールで田中へ用意された三笘のクロスは、これから数日の間に何度も何度も映像が再生されることになるだろう。ボールは完全にラインを割っていないように見られ、日本の2つ目のゴールは正式に認められた。この数ミリの違いがW杯におけるドイツの立場に顕著な影響をもたらした」とした。
 また日本対スペインのデータも紹介。
「日本のボール保持率は17.7%でW杯史上最も低いボール保持率での勝利」、「W杯の記録が(1966年から)詳細化されて以来、700本以上のパスを出して試合に敗れたのはわずか2例しかない。今夜のスペイン対日本、先週のドイツ対日本だ」といった驚きのデータを記した。
 日本は5日(日本時間6日24時)の16強対決でグループF2位のクロアチアと対戦する。

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