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井岡一翔の左にいるメガネの人物が“伝説のカットマン”ジェイコブ“スティッチ”デュラン氏だ(写真・山口裕朗)
井岡一翔の左にいるメガネの人物が“伝説のカットマン”ジェイコブ“スティッチ”デュラン氏だ(写真・山口裕朗)

井岡一翔と伝説の“血止め魔術師”が3年ぶりにコンビ…強力助っ人が加わり大晦日の2団体統一戦に死角なし

 元WBA世界スーパーフライ級王者の飯田覚士氏は、「フランコ陣営には名トレーナーとして知られるロバート・ガルシア氏がいる。井岡が練ってくる対策の裏をかくために、これまでと違うパターンで序盤戦を組み立ててきても不思議ではない。頭から突っ込んできてぐちゃぐちゃにペースをかき乱しにくるかもしれない。その場合バッティングで目の上を切る恐れはある。一流のカットマンを招聘して、たとえカットしてしまっても、慌てず大丈夫なように備えるのならば、リスク対策としてはベストだろう」と、スティッチ氏のチーム合流を評価した。
 何が起きるかわからないのが世界戦なのだ。井岡も「世界戦のリングは、なかなか思う通りにならない場所」と語っている。
 まして、バッティングで目の上を切る危険性があるファイトスタイルのフランクと対戦するのだから、伝説の“血止めの魔術師”をセコンドに加えておけば、その死角もなくなるだろう。
 今日30日には、都内のホテルで前日計量及び調印式が行われる。井岡は減量について、8日前の公式会見の時点で「練習が終わって残り4キロ」と言っていたので、まず心配はないだろう。
「チャンピオン同士の対決だが、チャンピオンとして築き上げてきたものの格の違いを見せつけて、大晦日は必ず統一チャンピオンになる」
 有言実行のゴングはいよいよ明日だ。
(文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)

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