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三笘がヘッドで決めた決勝ゴールの瞬間写真(写真・アフロ)
三笘がヘッドで決めた決勝ゴールの瞬間写真(写真・アフロ)

英メディアが三笘の3戦連発となる決勝ヘッドを大絶賛…「三笘獲得にわずか4億円しか費やしていない」「最新の珠玉選手」

 欧州をカバーするユーロスポーツは、「ブレントフォードがサウサンプトンの危機を色濃くする。ボーンマスへの勝利で三笘が再びブライトンの終盤のヒーローへ」と、注目の2試合をまとめて見出しを取り、「三笘による終盤の決勝ゴールでブライトンをヨーロッパリーグへの出場権をかけた争いに引き留めた。一方、ブレントフォードがどん底のサウサンプトンを打ち負かす素晴らしい戦いを続けた。三笘は、リバプールとのFA杯戦でロスタイムに決勝ゴールを決めたわずか1週間後に、また決勝点を奪い、シーガルズ(ブライトンの愛称)で再びヒーローとなった」と伝えた。
 記事は「地元チーム(のブライトン)は序盤によりチャンスを得てデニズ・ウンダフがポストに当てたが、ボーンマスが試合で調子を上げ、拮抗した展開となっていた。しかし、日本代表の三笘が、試合残り3分でブライトンの6位をキープさせ、地元勝利をもたらすためのヘッドを決め、再び決定力を証明した」と記した。

 スカイスポーツは「三笘がブライトンをリーグ6位とする終盤の決勝ヘッド」との見出しを取り「残り3分に三笘のヘッドでボーンマスから1-0勝利を勝ち取るまで、ブライトンはおとなしかった。FA杯でリバプール相手に決めたロスタイムの決勝ゴールがまだ鮮明に残る三笘が再び、終了間際に左ウイングからのクロスに合わせ、ブライトンのリーグ6位をキープさせた」と伝えた。
「試合時間が残り少なくなる中、決定的瞬間を作り出すことが三笘に託された。サルミエントが左からクロスをエリア内にさっと上げ、ブライトンをさらに走り続けさせるために三笘がゴール左上コーナーに(ヘッドを)決めた」と三笘のゴールを紹介。
「三笘はブライトンでの過去全11試合で7ゴールとし、1試合1ゴールずつ決めている。事実、三笘は今、アレクシス・マック・アリスター、パスカル・グロス、レアンドロ・トロサール(それぞれ7ゴール)と並んで2022-23年シーズンのチーム得点王となっている」とも続けた。
 同メディアは同時の選手採点で三笘を他選手と並んでトップの「7」とし、マン・オブ・ザ・マッチに選んだ。
 
 デイリーメール紙は、「モイセス・カイセドが復帰する試合で中で、激戦を勝ち切るため、好調の三笘が再び終盤に決勝点を決める」との見出しを取り、「三笘がまたやった。また一度。そしてブライトンがまたやり遂げた。再び。 25歳の日本のウインガーのループヘッドが、チームに勝利をもたらし、彼は3試合連続得点をマークした。そしてブライトンは、また1人、彼らの名選手リストの中で最新となる珠玉の選手を見つけ出した」と称えた。
 記事は「わずか250万ポンド(約4億円)。これが日本の川崎フロンターレから三笘が加入した際にブライトンが費やしたすべてのコスト。これは本当にとんでもないことで、この(英国)南沿岸のチームはスカウティングに実に素晴らしい能力を持っていることを示している」と、三笘の“安い”年俸にフォーカス。「三笘が87分に得点を決めると、アメックス・スタジアムは爆発した」などと付け加えた。
 ブライトンの次戦は11日(日本時間12日)に敵地で行われるクリスタル・パレス戦だ。

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