レイカーズにトレードで移籍した八村塁( 写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
なぜNBAの名門レイカーズは八村塁のトレード獲得に動いたのか…海外メディアが分析した3つの理由
3つ目に指摘したのが、このトレードによるコストの削減だ。
八村の交換トレードの相手はPGのケンドリック・ナン(27)。2年1000万ドル(13億円)の契約を結んでいた選手で「八村を連れてきたことは起用されていない選手1人(ナン)の問題を解決して、説得力のあるアタッカーを獲得するという異なる取引を一緒にまとめたものだ。シーズンの財政面でプラスもしくは元を取れるもの。さらに別の選手獲得の可能性を探るか、夏にチーム再建をするという前に、チームが選択する必要のある動きだったことは確かだ」と伝えた。
NBCスポーツも「八村はウィザーズでベンチから堅実なローテーション選手となっていたが、サイズとスキルをレイカーズの改善にもたらすことになる。八村は今季ワシントンで1試合平均12.4得点を記録し、キャッチアンドシュートで優れたスリーポイントを見せ、まずまずのチームディフェンダーとなってきた。八村は、デイビスのようなゲームチェンジャーではないが、レイカーズのフロントコート陣のアップグレードにつながる」と、八村のトレードを支持している。
またスポーツ専門サイトのジ・アスレチックによるとチームのスーパースターであるレブロン・ジェームズは、八村に移籍に関して「楽しみだ。彼がチーに慣れたときにコート上でどうなるかを見てみよう」とコメント。歓迎の意向を示した。
現在レイカーズは、22勝26敗と4つ負け越していて西カンファレンス13位。八村の獲得が浮上への起爆剤となるのか。
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