女子のMGC出場ファイナリスト(3月12日現在)
女子のMGC出場ファイナリスト(3月12日現在)

パリ五輪代表選考レースMGC(10月15日・東京)への出場権を獲得している女子ランナー

MGCは東京五輪から採用された一発勝負の五輪代表選考レースだ。パリ五輪代表は2023年の10月15日に東京で行われるレースで決定する。原則として日本人内定条件を満たした順位の選手が五輪代表権を得る。MGCの出場権を得るには、MGCチャレンジの国内「指定大会」で設定された順位と記録の条件を突破するか、国際大会や記録、ランキングなどの「ワイルドカード」で各条件を突破することが必要となる。

女子の「指定大会」の第1期が第41回大阪国際女子(G1)、東京2021(G1)、名古屋2022(G1)、第10回大阪・77回びわ湖毎日統合大会(G2)の4大会、第2期が、北海道マラソン2022(G1)、第42回大阪国際女子(G1)、東京2023(G1)、名古屋2023(G1)、大阪2023(G2)の5大会で、すでに6大会が終了している。順位(いずれも日本人選手中)とタイムは、G1の上位対象が「1~3位+2時間28分00秒以内 」、G2が「1位+2時間28分00秒以内 」、G1の下位対象が「4~6位以内+2時間27分00秒以内」、G2が「2~6位以内+2時間27分00秒以内」となっている。また「ワイルドカード」では、世界陸上での8位以内やJMC加盟大会や国際大会で2時間24分00秒以内を出すなどすれば出場権を得ることになっていて、ランキングに応じた条件なども細かく設定されている。女子はすでにここまで26選手が出場権を得ている。

関連記事一覧