3月の森保J再スタート2戦目は南米の強豪コロンビアに決定…気になる初戦の相手はどうなる?
日本サッカー協会(JFA)は6日、第2次森保ジャパンの始動2戦目となる、3月28日の国際親善試合(ヨドコウ桜スタジアム)の対戦相手が南米コロンビア代表に決まったと発表した。3月24日の国際親善試合(国立競技場)の対戦相手は依然として調整中だが、一部メデイアはスーパースターのリオネル・メッシ(35、パリ・サンジェルマン)を擁するW杯王者アルゼンチン代表との対戦が浮上したと報じている。
コロンビアは1勝1分け3敗で日本が負け越している強豪
候補国との交渉が難航を極めていた、来たる3月シリーズにおける日本代表のマッチメーク。すでに日付と会場が昨年末に決まっていた2つの国際親善試合のうち、3月28日に大阪・ヨドコウ桜スタジアムで行われる第2戦の対戦相手が南米コロンビアに決まった。
コロンビアは南米予選で6位に終わり、W杯カタール大会の出場を逃したが、2014年のW杯ブラジル大会ではベスト8へ進出した強豪。カタール大会後に更新された最新のFIFAランキングは17位で、20位の日本よりも上位に名を連ねている。
過去の対戦成績は1勝1分け3敗と日本が負け越していて、総得点3に対して総失点は7を数えている。唯一の白星をあげたのは、2018年6月のW杯ロシア大会のグループステージ初戦。西野朗監督に率いられた日本は開始6分にMF香川真司がPKを決めて先制。前半のうちに追いつかれたものの、後半28分にFW大迫勇也が頭で決勝ゴールを決めた。
しかし、歓喜の白星の前後には黒星を喫している。2014年6月のW杯ブラジル大会のグループステージ最終戦で1-4の大敗を味わわされ、2019年3月の国際親善試合(日産スタジアム)では0-1で零封負けした。第1次森保ジャパンの通算13試合目にして、日本国内における初黒星を喫した一戦が、現時点における最後の対戦となっている。
W杯優勝経験を持つドイツ、スペイン両代表を撃破し、世界へ強烈なインパクトを与えたカタール大会後で初めて迎える国際Aマッチ。昨年末には森保一監督(54)との契約を更新した日本だったが、マッチメークの交渉を始める前から対戦国の選択肢は著しく限られていた。
国際サッカー連盟(FIFA)は3月20日から28日までの9日間を、今年最初の国際Aマッチデー期間に設定。代表選手を拘束できる各国協会は、期間中に最大2試合を組める。
しかし、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)では、来夏にドイツで開催されるユーロ2024予選が一斉にスタートする。他大陸と国際親善試合を組むのは物理的に不可能で、開催国で予選を免除されるドイツもホームでペルー、ベルギー両代表との国際親善試合に臨む。
北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)では、昨年6月にスタートしたネーションズリーグ2022-23が大詰めを迎える。2026年の次回W杯を共同開催するアメリカ、カナダ、メキシコだけでなく、カタール大会で日本を破ったコスタリカもすべて2試合を戦う。