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続投した森保ジャパンの初陣となる2試合のうち1試合の相手が南米の強豪コロンビアに決定(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
続投した森保ジャパンの初陣となる2試合のうち1試合の相手が南米の強豪コロンビアに決定(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

3月の森保J再スタート2戦目は南米の強豪コロンビアに決定…気になる初戦の相手はどうなる?

 つまりコロンビア以外の南米勢が3月28日に韓国へ乗り込み、その前の同24日には日本と国立競技場で戦う可能性が極めて高くなった。
 残る南米勢で日本をFIFAランキングで上回るのは1位のブラジル、2位のアルゼンチン、16位のウルグアイとなる。
 カタール大会を制したアルゼンチンを筆頭に、いずれもW杯で優勝した経験を持つ。今月1日付でJFA専務理事の要職に就任した元日本代表DFで、キャプテンも務めた宮本恒靖氏(46)は、6日に東京・文京区のJFAハウスで応じた取材のなかで次のように言及している。
「昨年12月にW杯が終わった後に、みなさんがものすごく大きな期待を持って代表チームの試合を待ってくれていると思いますし、しかも国立競技場という素晴らしい場所で試合ができる。もしも自分が選手の立場であるのならば、いい相手だと思っています」
 その後に同じくJFAハウス内で取材に応じたJFAの田嶋幸三会長(65)は、3月24日の対戦相手を問う質問に「そのように思っていただいてけっこうです」と、宮本専務理事が言及した「いい相手」を肯定。さらに交渉が大詰めを迎えている状況をほのめかした。
「最終的な契約を終えるまではお互いに発表できませんが、こういう交渉は複数の国と同時に進めません。両方とも対戦できる、となったら失礼にあたるので」
 3月シリーズに関しては先週末にウルグアイ、コロンビア両国の著名なジャーナリストが、日韓両国へのツアーが確定的になっているとツイート。それらを引用する形で両国のメディアが正式決定間近と報じたなかで、コロンビアとの対戦が正式に決まった。
 南米の古豪で、カタール大会にも出場したウルグアイも強豪国の条件をすべて満たす。そのなかで一部スポーツ紙はアルゼンチンとの対戦が浮上していると報じた。
 来日が実現すれば、日本が1-0で勝利した2010年10月の国際親善試合以来、12年半ぶりの対戦となる。36年ぶり3度目の世界制覇を果たした直後の一戦で、最後のW杯と公言していたカタール大会後に「世界王者として、あと数試合プレーしたい」と語っていたスーパースター、メッシが加われば盛り上がりは最高潮に達する。
 サッカーファンにとっては、第2次森保ジャパンの船出を飾る対戦相手の正式発表まで、文字通りハラハラ、ドキドキする時間が続きそうだ。
(文責・藤江直人/スポーツライター)

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