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WBO女子世界スーパーフライ級王者の晝田(ひるた)瑞希が女子の最優秀選手賞と年間最高試合賞をダブル受賞(写真・山口裕朗)
WBO女子世界スーパーフライ級王者の晝田(ひるた)瑞希が女子の最優秀選手賞と年間最高試合賞をダブル受賞(写真・山口裕朗)

女子MVP&年間最高試合W受賞したWBO女子世界Sフライ級王者の晝田瑞希「セーラームーン」艶姿に年間表彰式が騒然?!

プロ、アマボクシングの2022年度年間表彰式が22日、都内の東京ドームホテルで行われ、プロの女子部門では、WBO女子世界スーパーフライ級王者の晝田(ひるた)瑞希(26、三迫)が女子の最優秀選手賞と年間最高試合賞をダブル受賞した。晝田の受賞は初で、ひと際目立つセーラームーンをイメージした大胆なスリットの入ったドレス姿で登場。会場を騒然とさせるほどの注目を集めた。

 大胆なスリットが入ったドレス
 派手なピンクのツインテールのウイッグに大胆なスリットの入った濃紺ドレス。「セーラームーン」の入場曲で表彰式に登場した晝田は「セーラームーンを意識した。みなさんスーツで来ると思っていたので、落ち着いた大人の感じにしたが、(周囲の受け取り方は)そうでもなかったみたい」と、はにかんだ。

 お化粧などの準備は1時間かからなかったそうだが、多くの関係者から「凄いなあ」と声をかけられ「みんな引いていたんですかね」と笑った。
 昨年は自衛隊体育学校所属のトップアマからプロ転向して2年目。3戦3勝で、日本王座、そして12月にはプロ4戦目でWBO女子世界同級王座決定戦に挑み谷山佳菜子(36、ワタナベ)に判定勝ちして世界ベルトを獲得した。富樫直美、佐伯霞に並ぶ最速世界奪取記録で、この世界戦が女子の年間最高試合賞に選ばれた。
「まさか(MVPに)選ばれる日が来ると思わなかったので、ビックリしたし、うれしかった。初めてで緊張したが、アカデミー賞なら、こんなもんじゃないなと想像して落ち着かせた。昨年は3試合で2試合がタイトルマッチ。ありがたいけれど、忙しかったし、正直しんどいと思ったほどのスピード感だった。みなさんのおかげで乗り越えられ、いい1年になった」
 悲願の東京五輪には、今回、アマチュアの優秀選手賞を受賞した金メダリストの入江聖奈に代表を決めるボックスオフで敗れ出場できなかった。しかしプロに転向して開花した。
「去年は結果には満足しているが、実力や試合内容、女子ボクシングの知名度には満足していない。今年は、そこに満足する1年にしたい、一番はアメリカで試合したいと思っている」
 その艶姿で表彰式での注目度ナンバーワンだった晝田は、今年の抱負をこうまとめた。

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