WBCで優勝候補筆頭のドミニカ共和国代表のゲレーロJr.が右膝の故障で大会を辞退することになったが…(写真・AP/アフロ)
大谷翔平と本塁打王を争ったゲレーロJr.が右膝故障でWBC辞退もドミニカ共和国にショックなし?!…「彼を欠いても豪華ラインナップの優勝候補だ」と米メディア指摘
米ヤフースポーツも「たとえゲレーロJr.がいなくても、ドミニカ共和国はWBCの優勝候補の1つと考えられている。そのロースターはソト、マチャド、ロドリゲス、デバースらのそうそうたる攻撃陣に率いられている」と指摘。「またマーリンズのエース、サンディ・アルカンタラが、豊富な層を抱えた投手陣の先頭に立っている」と投手陣も充実していることを伝え、なんら影響がないことを強調している。
昨季の新人王でイチローが推しのマリナーズのロドリゲス外野手、2020年の首位打者で昨年のオールスターの本塁打競争を制したパドレスのソト外野手、同じくパドレスで昨季打率.298、32本塁打、102打点を残し、MVP投票で2位につけたマチャド三塁手、レッドソックスと10年3億1350万ドルの巨大契約を結んだデバース三塁手、昨年のワールドシリーズでMVPを獲得したアストロズのジェレミー・ペーニャ遊撃手、22歳のレイズの成長株ワンダー・フランコ内野手など、複数の米メディアが分析しているように、ドミニカ共和国には、ゲレーロJr.の辞退が痛手にならないほどの豪華メンバーが揃う。また投手陣にも、サイヤング賞を受賞したマーリンズのアルカンタラに加え、ワールドシリーズでノーヒットノーランを達成したアストロズのクリスチャン・ハビエル、かつての奪三振王のマーリンズ、ジョニー・クエトらがいて、アストロズの世界一を支えた強力なブルペン陣も控えている。優勝候補の筆頭であることに変わりはない。
そのドミニカ共和国は3月12日から米国マイアミで始まるプールDの1次ラウンドでベネズエラ、プエルトリコ、ニカラグア、イスラエルと対戦する。
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