“二刀流”で中国撃破を牽引した大谷翔平がお立ち台で今日の日韓戦でのダルビッシュ援護を約束
侍ジャパンがWBCの初戦を白星でスタートさせた。日本ー中国戦が9日、東京ドームで行われ、「3番・投手/DH」で出場したエンゼルスの大谷翔平(28)が投げては4回を1安打5奪三振無失点。打っては2安打2打点の活躍でチームを引っ張り、侍ジャパンが中国を8-1で下した。試合後のヒーローインタビューで大谷は、「あともうちょっとでホームラン。もうひと伸びできればよかったんですけど」と、4回の左中間フェンス直撃の2点タイムリー二塁打が本塁打にならなかったことを悔やんだ。以下、お立ち台での一問一答。
ーーWBCの舞台はどうだったか?
「ちょっと序盤から重たいゲームでしたけど、なんとか最後の方で打線がつながり、なんとか勝つことができたので、また明日以降、頑張りたいなと思います」
ーー大事な初戦の先発を任された。どんな心境でマウンドへ?
「ゼロで抑えるつもりで、球数が決まっていましたが(50球)なんとかゼロで抑えることを考えていました」
ーー内容を振り返って?
「比較的ストライク先行で、どの球種もよかったと思います。明日は切り替えてバッターの方で頑張りたいと思います」
ーー打つ方では、4回に2点タイムリー二塁打で、欲しかった追加点をあげた。
「あともうちょっとでホームランだったので、もうひと伸びできればよかったんですけど…もう一回チャンスがありましたけど(8回二死満塁で中飛)、そこで打てればベストだったと思います」
ーー久しぶりの東京ドームでの大観衆の感覚は?
「僕自身、本当に特別ですし、中国も素晴らしい野球をやっていて、中盤(どうなるか)わからなかったゲームだと思うので、全員で勝つことができて素晴らしいゲームだったと思います」
ーー終盤に打線をつなげたチームメイトに対しては?
「なかなか1本が出なくて、少し重い空気でしたが、最後の最後で、明日につながるいい打線だったと思います」
――明日は注目の日韓戦。
「きょうの勢いをそのまま試合につなげたい。先発はダルビッシュさんなんで、援護できるように僕自身頑張りたいです」
ーー大阪では「もっと盛り上げて下さい」と呼びかけた。
「これだけ夜遅くまで残っていただいて感謝しています。でもまだまだ足りないんで明日はもっと大きな声援をよろしくお願いします」