チェコ戦に先発した佐々木朗希が3回途中まで投げ2安打8奪三振1失点の好投でWBC初勝利。米メディアからも絶賛の声(写真・AP/アフロ)
米メディアは佐々木朗希の164km“世界デビュー”を絶賛…「まだMLBで投げていない投手の中で最高の投手」「えげつないフォーク」66球中21の空振りに注目
「FOX Sports:MLB」は公式ツイッター(@MLBONFOX)に真ん中低目に落ちる144kmのフォークで8番・スモーラを三振に打ち取り、球数制限で佐々木が交代を告げられるまでの15秒間の動画をアップ。こうつぶやいた
「3.2イニングスで8奪三振。何というWBCデビューだろう」
メジャーリーグの投手の映像解析で名が知られ、ダルビッシュ有(36、パドレス)らとも交流がある「ピッチング忍者」こと、ロブ・フリードマンさんは、佐々木が宇田川優希(24、オリックス)と交代した直後に自身のツイッター(@PitchingNinja)を更新した。
「佐々木のように素晴らしいものを持った21歳を私は見たことがない」
“ピッチング忍者”は、佐々木が完全試合を達成した昨年4月から、その底知れぬ才能に注目してきた一人。一度の投稿だけでは物足りなかったのだろう。試合後に佐々木のピッチングだけをまとめた1分40秒ほどの動画を作成した上で再び、こう投稿した。
「これは今日の佐々木のとてつもないピッチングをまとめたスーパーカットです。直球の最速は102マイル(約164km)。彼はまだ21歳なのです」
43万人をフォロワーを持つフリードマンさんのツイッターには「彼がアメリカに来ると決めたら熱狂的な騒ぎになるでしょう」などのリプライが寄せられている。佐々木は、WBCの舞台で全米のファンやMLB関係者をワクワクさせるような鮮烈の世界デビューを果たした。
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