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大谷翔平が“リアル二刀流”で9-3イタリア撃破に貢献(写真:CTK Photo/アフロ)
大谷翔平が“リアル二刀流”で9-3イタリア撃破に貢献(写真:CTK Photo/アフロ)

米メディアは全勝で準決勝進出決めた侍ジャパンを優勝最有力候補に…「ほぼ完璧の5連勝」「どの国よりV体勢が整っている」

さらに「ダルビッシュと大谷が話題となるかもしれないが、チームを助けた選手は、これまで最も見落とされている選手だった」として、岡本の活躍を紹介した。
「大谷、ラーズ・ヌートバー、レッドソックスの新しい外野手である吉田や(56本塁打の)記録を作った村上といった豊富なロースターでの中で、5シーズン連続で30本塁打を放って2度オールスターに選ばれた巨人の岡本を忘れてしまうことは容易なことだった。彼がホームとしている観客の前で、巨人の強打者は3回裏に3ランを放ち、イタリアを追いやるために5回には2点タイムリー二塁打を加えた」と続けた。
 当然のように米メディアからは、1次ラウンド、準々決勝と5連勝できた侍ジャパンを優勝候補として急浮上させる声が出てきた。
「日本は今年のタイトルを母国に持ち帰る最有力チームとなっている」との見解を示したのがCBSスポーツだ。
「大谷はキャリアの中で一度もやったことのない通常の登板間隔(中4日)で決勝戦に先発することができる日程にあるが、残り試合で登板することは考えられていない。日本はMLBに所属する以外で、世界で最高の2人の投手、佐々木朗希と山本由伸を抱えており、準決勝と、決勝戦での先発を用意している」と、その理由を説明した上で、こう続けた。
「日本はWBCで2006年、2009年に優勝し、2013年と2017年は3位となり、大会の歴史で群を抜いて最も成功を収めているチームだ。ドミニカ共和国が敗退し、米国が第1ラウンドで、ほとんど好印象をもたらしていない中で日本は今年のタイトルを母国に持ち帰る最有力チームとなっている」
 優勝筆頭候補とされていたドミニカ共和国がベネズエラ、プエルトリコに敗れて1次ラウンドで敗退、2位で突破を決めた米国もメキシコに黒星を喫するなど、試合内容に不安が残る中で、全勝の日本の快進撃と、決勝ラウンドに千葉ロッテの佐々木朗希と、オリックスの山本由伸の2大エースを残していることを評価したのだ。

 

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