FC東京のバングーナガンデ佳史扶に見えた“ポスト長友”の可能性(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
「メモ指示なんか見たことがない。準備不足の采配ミス」…コロンビア戦で浮かんだ第二次森保Jの“光と影”を城彰二氏が指摘
まだ第二次森保ジャパンが何をしたいかというサッカーは明確になっていない。名波、前田という2人の新コーチが加わったが、彼らの効果も見えなかった。現段階では、いろんな選手を起用して“化学反応”を見たかったのだとは思う。その方針は理解できる。
2026年のW杯はアジアの出場枠が8.5に増え、アジア予選は勝って当然なのだから、今後も、あくまでも本番でのベスト8突破を意識して、どんどんいろんなメンバーを試してもらいたい。バングーナガンデの試合中の怪我で予定が崩れたのかもしれないが、半田らも使わなかった。セルティックの旗手や、浦和のボランチの伊藤ら、今後、招集してもらいたい面白い選手もいる。森保監督が勝利を欲しているのはわかるが、まだ焦る時期ではない。
(文責・城彰二/元日本代表FW)