• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • 三笘薫がブライトン公式サイトで語る「僕は満足していない。(更新した岡崎、香川の最多ゴール記録を)まだまだ伸ばせる」
ビッグクラブへの移籍話が浮上していた三笘薫のブライトンとの契約2年延長が濃厚となった(写真:PA Images/アフロ)
ビッグクラブへの移籍話が浮上していた三笘薫のブライトンとの契約2年延長が濃厚となった(写真:PA Images/アフロ)

三笘薫がブライトン公式サイトで語る「僕は満足していない。(更新した岡崎、香川の最多ゴール記録を)まだまだ伸ばせる」

 三笘はさらにこう続けた。
「このチームの後方からのビルドアップは、世界でもトップクラスです。見ていて気持ちがいいし、そのおかげで素晴らしいパスが私の目の前に届けられるんです」
 1日のブレントフォード戦で決めた7点目を振り返れば、アシストをマークしたのは最後尾でゴールマウスを担うGKジェイソン・スティール(32)だった。
 1点を追っていた前半21分。ブライトンのゴールキックで試合が再開される場面で、いつものように両センターバックがペナルティーエリア内で左右に開いた。スティールからどちらかを介して、最後尾から攻撃を組み立てていくものだと誰もが思った。
 しかし、スティールはひと呼吸置いてから、前線へロングフィードを送った。ターゲットは以心伝心で走り出していた三笘。相手の最終ラインの裏へ抜け出すと、GKのポジションを瞬時に見極め、ワンタッチでその頭上を越すループシュートを決めてみせた。
 何度もガッツポーズを繰り返し、雄叫びをあげて喜んだブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督(43)は、試合後に「あれは取り組んできた形だった」と語っている。最終ラインからショートパスを繋ぐビルドアップに、正確無比な縦パスが加わった瞬間だった。
 好調をキープする三笘の周囲は、依然として騒がしい状況にある。
 たとえばブライトンの地元メディアの「SussexLive」は先週末に、来シーズンのマンチェスター・ユナイテッドの左ウイングで三笘を見たいと望む、元イングランド代表DFでマン・UのOBでもあるポール・パーカー氏(59)のコメントを伝えている。
 パーカー氏は三笘を獲得できる状況になれば、2021年夏に7300万ポンド(約120億4400万円)もの移籍金でドルトムントから加入しながら、精彩を欠くイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(23)を放出するのも厭わないと同メディアに語っている。

 

関連記事一覧