今オフFAの大谷翔平「争奪戦」の“大穴”は鈴木誠也のいるカブス?!米敏腕記者が報道
エンゼルスの大谷翔平(28)は今オフにフリーエージェント(FA)となるために様々な情報が駆け巡っているが、移籍先の大穴にシカゴ・カブスが浮上しているとUSAトゥデイのベテラン敏腕記者のボブ・ナイチンゲール氏が報じて地元メディアがフォローした。
複数の球団関係者が証言
米USAトゥデイ紙は「ナイチンゲール記者の取材ノート」として大谷の移籍候補先についての最新情報についてこう伝えた。
「大谷は、南カリフォルニアに残るだろうか、もしくはサンフランシスコやシアトルへと西海岸をさらに上に移るのだろうか。ドジャースがFAの彼と契約するために資金を貯めていることは周知の事実となっている。ジャイアンツのラリー・ベアー球団社長は、地元開幕戦を前にファンが彼の名前を連呼するのを耳にした。大谷がシアトルで(マリナーズ会長補佐兼インストラクターの)イチロー・スズキ氏の元へ敬意を示すために駆け寄った時には、様々な憶測が沸いた。ニューヨーク・メッツ、ニューヨーク・ヤンキース、フィラデルフィア・フィリーズは、大谷が考え方を変えて快適な西海岸を離れることを決めれば強力なライバルとなる。だが、大谷FA争奪戦の大穴は、複数の球団幹部関係者の予測ではシカゴ・カブスだ」
ナイチンゲール記者はドジャースが大本命とされる状況の中でカブスを移籍先の大穴チームとして挙げたのだ。
その理由としては、6年前に大谷がポスティングによるメジャー移籍を申請した際にアメリカン・リーグ、ナショナル・リーグの西地区以外で、唯一移籍候補に入ったチームがカブスで、大谷が望むだけの金額を支払うだけの資金力があることを挙げ、ア・リーグの球団幹部関係者の1人が、「誰も話題にしていないのが、あのチーム(カブス)だ。あのチームに気をつけた方がいい。彼があのチームに移籍するところは容易に想像できる。何が起こるかを見てみるべきだが、私はそうみなしている」と話したという。
カブスはナ・リーグ中地区に所属し、歴史のあるリグレーフィールドを本拠地にワールドシリーズ3度優勝の名門チーム。2020年の地区優勝以来、ここ2年ポストシーズン進出はできていないが、昨年は鈴木誠也が入団してレギュラーに定着し話題となった。過去に福留孝介、田口壮、藤川球児、高橋尚成、和田毅、川崎宗則、上原浩治、ダルビッシュ有ら多くの日本人選手がプレーしている。
この記事に地元シカゴメディアも反応。