今オフFAの大谷翔平「争奪戦」の“大穴”は鈴木誠也のいるカブス?!米敏腕記者が報道
NBCのシカゴ局は「大谷の“大穴”チームはカブスと示唆する報道」との見出しを取り、「言うまでもないことだが、1年3000万ドル(約40億円)の契約を終えて今オフに市場に出てくる大谷は、野球史上最も誰もが欲しがる選手となることに疑いはない」と追随。
カブス専門メディアのCubsHQも、ナイチンゲール記者の記事を紹介した上で、「大谷争奪戦は、疑いなく激しいものになるだろう。エンゼルスが、彼を保持するために確固たる興味を示している一方で、ドジャースやマリナーズは、過去に彼とつながりを持ったことがある球団だ」という現状を分析。
エンゼルスの今季のチーム成績如何では、残留の可能性が残されており、FAをした場合は、ドジャースやマリナーズなど、過去に交渉実績と資金力のある西海岸チームが有利であることを伝えた。
そして「もしカブスが大谷を獲得できれば、チームのロースターに真のスーパースターをもたらすことになる。チームにはニコ・ホーナー内野手やイアン・ハップ外野手ら頼りになる若手の選手がいるが、大谷のような才能を持つ選手を加わることで、チームを次のレベルに引き上げることができる。もちろん、今後は、まだ多くの変化が起き、大谷がFAを宣言するかどうかさえ明らかになっていない。彼は2023年シーズンはエンゼルスの契約下にあり、エンゼルスは、彼を残留させるためにあらゆる力を注いできそうだ。しかし、もし大谷の獲得が可能となればカブスは注目すべきチームになるかもしれない」と続けた。
米スポーツサイト「SBネイション」は「この二刀流のスターはMLB史上初の5億ドル(約660億円)プレーヤーになる可能性もある。チームメイトのマイク・トラウトは、12年4億2650万ドル(約561億円)というリーグ史上最大の契約を結んでいる」とした上でカブスの大穴説に疑問符をつけた。
「カブスは5億ドル(約660億円)どころか、過去に2億ドル(約264億円)相当の長期契約すら結んだことがない。2016年にサインしたジェイソン・ヘイワードの8年1億8400万ドル(約242億円)の契約がフランチャイズ史上最大である」と、その資金力を問題視している。
シーズンは開幕したばかりだが、トレードを含め大谷の身辺はこれまで以上に騒がしくなりそうだ。