エースの青柳が5回に横浜DeNA打線につかまり逆転を許す4失点の炎上
なぜ阪神の岡田監督は開幕投手の青柳が5失点で”自滅”した敗戦を「一番しょうむない試合」と表現したのか?
2試合続けて佐藤をスタメンから外して、前日の巨人戦で決勝本塁打を放った渡邉を「3番・サード」で起用した。
岡田監督は「最初から決めていた」という。
その渡邉は、1回にヒットを放ったが、5回に併殺打。途中出場した佐藤は、守りでは、5回に三塁線の打球をアウトにするファインプレーを見せて救援した冨田を助け、7回の打席では、なんとか食らいつき、高いバウンドの打球が一塁の頭を越えていくヒットを放ち1点を還す攻撃につなげた。
しかし打撃の内容としてはトンネルを抜ける兆しは見えなかった。
試合後、岡田監督と少しだけ話をする機会があったが、6点差がついた時点でベンチの空気が一変して暗くなってしまったことを嘆いていた。岡田監督が背番号につけている「80勝」をしても「63敗」するのである。
まだ先は長い。重要なのは、その負けを次に生かすこと。
悪天候が心配される今日15日の先発に阪神は、8日のヤクルト戦で6回無失点の素晴らしい投球で移籍初勝利をつかんだ左腕の大竹を立て、横浜DeNAは故障で出遅れた右腕エースの大貫である。
(文責・RONSPO編集部)