ヤンキースのアーロン・ジャッジは8回にも超美技でエンゼルスの勝ち越しを阻止している(写真・AP/アフロ)
NYメディアが大谷翔平とジャッジを比較して本塁打を幻に終わらせた超美技を称賛…「お株を奪う」「ジャッジも二刀流だ」
NBCのニューヨーク局は「見よ!ジャッジが素晴らしいキャッチで大谷の本塁打を奪い取る」との見出しで、「ジャッジは昨シーズンにエンゼルスのスーパースター(大谷)からア・リーグのMVPを奪い、また何か別のものを取り上げた」と、ジャッジの1回のプレーを称賛。
「ジャッジは2021年のア・リーグMVP(大谷)の本塁打を奪い取った後にヤンキースのファンから“MVP”の連呼を受けた。そして2022年ア・リーグMVP(のジャッジ)は、その裏にハイライトとなるプレーの一発を続けた。(完璧な本塁打で)エンゼルスの左翼手のテイラー・ウォードにこの一打を奪い取るチャンスはなかった」と続けた。
ニューヨークポスト紙は「ジャッジの英雄にふさわしいプレーが、ヤンキースの延長10回勝利を導く」との見出しを取ってジャッジを絶賛した。
記事は「まるでジャッジも何でもできることを示そうとしていたかのようだった」と1回のジャッジのファンプレーについて触れ、「確かに大谷は打つことも投げることもできる。だが、ア・リーグ本塁打王のジャッジは、彼のバットから本塁打を放つことも、センターでゴールドグラブ級の守備力で自由に使える両手で本塁打を奪い取ることができる」と、二刀流スターとジャッジの2人を独特の表現で比較した。
「ヤンキースとエンゼルスによる試合の始まりは、MLBが、もたらすことのできる最も華々しい選手2人による対決へと変貌した。彼が持つ(守備と打撃の)二刀流で光り輝いたジャッジが勝ち、トーレスとチームの投手の助けもあって、ヤンキースがブロンクスでの肌寒い水曜日の夜、3万8131人の観客の前で延長10回、3-2で競り勝った」と報じた。