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レアル・ソシエダの久保建英にビッグクラブへの移籍話が浮上(写真:REX/アフロ)
レアル・ソシエダの久保建英にビッグクラブへの移籍話が浮上(写真:REX/アフロ)

久保健英にビッグクラブ移籍可能性が浮上…レアルマドリード、バルセロナ、アーセナルらが候補と海外報道

 心技体のすべてが充実しているシーズンを物語るように、先制点をあげ、さらに相手のオウンゴールも誘発した2月のエスパニョール戦後にはこんな言葉を残している。地元ラジオ局から「あなたにとって最高のシーズンなのでしょうか」と問われた直後だった。
「いままでのところ、僕のベストシーズンだったと言えるでしょう」
 久保は自身のサッカーキャリアで、22歳で迎えるシーズンに「チャンピオンズリーグでプレーしたい」という設計図を描いている。ソシエダもラージョ・バジェカーノ戦に勝利した時点で、5位のレアル・ベティスに勝ち点で6ポイント差をつけている。
 設計図を具現化させる最高のチャンスを自らのプレーで手繰り寄せているなかで、前出の「El Gol Digital」は、さらにソシエダ側も久保の移籍に備えて、すでに水面下で補強に動いているとも伝えている。
 ターゲットは元アルゼンチン代表のアタッカーで、ラ・リーガ1部のセビージャからセリエAのラツィオをへて、いま現在はインテルへ期限付き移籍しているホアキン・コレア。スペインでのプレー経験もある28歳を、同メディアは次のように伝えている。
「カタールW杯の最終メンバーに選ばれなかったアルゼンチン人選手は、セリエAでの総出場時間のうちわずか22%しかプレーしていない。この状態が彼の士気を下げる結果となり、彼は今夏に退団することを明言している。ソシエダはコレアの状況をよく理解していて、日本人選手の後釜を探す状況に直面すれば契約を試みるだろう。もちろん、すべてはクボがレアル・ソシエダを退団するかどうかにかかっている。彼の移籍によってレアル・ソシエダには多額の資金が残され、スポーツマネジメントにおいて大物選手との契約を望める状況が生まれるからだ」
 ソシエダの残り8試合にはラ・リーガ1部の上位3強、アトレティコ・マドリードとレアル・マドリード、そして首位のバルセロナとの対戦が含まれている。最終的な順位の行方とともに、にわかに去就が注目され始めた久保のパフォーマンスにも注目が集まる。

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