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巨人が中日に逆転負け。新外国人ブリンソンのバント失敗と岡本の走塁ミスで追加点機を逃したことが響く(資料写真・黒田史夫)
巨人が中日に逆転負け。新外国人ブリンソンのバント失敗と岡本の走塁ミスで追加点機を逃したことが響く(資料写真・黒田史夫)

迷走采配?!なぜ巨人の原監督はブリンソンに失敗が危惧されたバントをさせたのか…ミス重複で追加点機を逃し中日に逆転負け

 だが、1点のリードで迎えた8回には、ここ2試合、失点を重ねていて明らかに疲労の蓄積から変化球にキレがなくなっていたルーキーの田中千をワンパターンでマウンドに送り、案の定、中日打線につかまり逆転を許した。細川に逆転の2点タイムリーを浴び、石川にも2ランを打たれるなどして5失点、勝ちゲームが、暗転してしまったのである。
 試合後、原監督は田中千の再調整を示唆したそうだが、前出のプロ野球OBは、「大勢につなぐブルペン陣の層の薄さがモロに露呈した。人がいないから、結果を残している選手を酷使して調子を悪くさせてしまうという典型的な負の連鎖。阪神の岡田監督や、ヤクルトの高津監督なら、絶対に無理はさせず、やりくりするだろうが、今の原監督には、その余裕もなくなってしまっているように見える」と指摘した。
 勝ちゲームを落として5位に転落したが、0.5差内でヤクルト、広島と3位争いをしている。ここを抜け出すのか、それともBクラスに甘んじるのか。5月戦線は、非常に重要でベンチが迷走している場合ではない。
 今日6日の中日戦には、ここまで3勝1敗と勝ちが先行している新外国人のグリフィンを先発に立てる。
(文責・RONSPO編集部)

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