応援をボイコットしたガンバ大阪のサポーター連合が経緯と応援再開を表明したが…(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
応援ボイコットのガンバ大阪サポ連合がクラブとの対話中身を明かし混乱の謝罪と応援再開を表明も…一部SNSの批判の声止まず
一連のツイートには「雨降って地固まる」や「これで議論は終わり」に始まり、なかには「選手には響いたと思います」といった前向きなリプライが寄せられた。しかしながら賛成派は少数で、リプライの大半は批判で占められた。一部をあげれば次のようになるが、応援ボイコットをめぐる波紋は依然として広がったままだ。
「見苦しい言い訳しとる」
「自分勝手やなぁ」
「勝手に事起こしといて被害者面するの迷惑ですよ」
「今のままじゃ迷惑、一緒にされたくないわ」
「要約すると選手に握手して貰えて嬉しいから許しちゃったってことですか?」
「なんでこんなに上から目線なん」
「どうみても昨日炎上した言い訳やろ」
リーグ戦で1勝4分け9敗と泥沼にあえぐガンバは、応援ボイコットを巡る騒動が起こったマリノス戦後に、公式HP上で小野忠史社長名による声明を発表。そのなかで「どんな状況でも諦めることなく戦い、勝利を目指して取り組んでまいります」と綴り、今シーズンから指揮を執るスペイン出身のポヤトス監督体制を支援する意向を表明している。
今シーズンのJ1戦線では、同じく開幕から苦戦を強いられた鹿島アントラーズや横浜FC、柏レイソルがファン・サポーターから抗議を受けている。しかし、白星をきっかけに状況を好転させた鹿島は4位に浮上し、同じく横浜FCは最下位から脱出。柏は井原正巳ヘッドコーチ(55)を新監督に昇格させて、20日の首位・ヴィッセル神戸戦で引き分けている。
ファン・サポーターの間に溝が生じている状況を含めた、どん底を抜け出すための唯一の処方箋はリーグ戦での連敗を止める白星しかない。ガンバはルヴァンカップをへて28日に、敵地デンカビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟との第15節に臨む。