今日のエルサルバドル戦に出場する鎌田大地が暗にミラン入りが濃厚であることを示唆した
名門ミラン入りを示唆した鎌田大地が挑むビッグクラブの壁
こう語った鎌田は、代表で慣れ親しんだトップ下ではなくボランチを主戦場としながら、ブンデスリーガで9ゴール7アシスト、公式戦全体では16ゴールをマーク。得点に絡む仕事ができる中盤としての評価を高めた昨シーズンを、充実した表情で振り返った。
「ポジションが後ろに下がった点を含めて、選手としてまたひとつ、新しい自分を見つけることができた。それもあって3月の代表戦ではボランチとしても試されたと思うし、そういう部分を含めて、自分にできることを代表に還元していきたい」
カタールW杯を含めて、代表で長く背負ってきた「15」が6月シリーズでは「8」に変わる。それでも鎌田は「玉突きでたまたま変わった感じで、特にこだわりはないですね」と自然体を貫きながら、どのポジションでもピッチに立てる準備を静かに整えている。
(文責・藤江直人/スポーツライター)