「左打者の逆方向本塁打の歴史を塗り替える」米メディアが大谷翔平21号2ランの打球速度186.8キロがメジャー最速記録を更新したことを伝える
米スポーツサイトの「ファン・ネーション」は、「大谷の逆方向への本塁打が野球の歴史を塗り替える」との見出しを取って、この隠れた大記録について報じた。
「エンゼルスのスター大谷は、我々が目にしたことのないことをやってのけている。投げようが、打とうが、彼はいつでも何かしら新しく、新鮮なことをやってくれるのだ。大谷が打者として野球の歴史を塗り替えた水曜の夜も、その実例の一つになった」と称賛した。
同サイトは、「(本塁打は)飛距離、打球速度とも常軌を逸しており、大谷にとってまた典型的な一日となった」と紹介。大谷は、この日、1回の第1打席に四球で歩き、第2打席は見逃しの三振に終わったが、4回には、11試合連続ヒットとなるレフト前安打をマークしており、「大谷は、4打数2安打で打率を.299へ上げた。21号2ランで打点も52打点となり、これに10盗塁も加えている。21本塁打は、ア・リーグの単独トップでメジャー全体でも2位、打点も5位につけている」と、6月の絶好調ぶりを伝えた。
米ファンの反応を紹介したのが、インドのスポーツサイト「スポーツ・キーダ」だ。
「大谷が21号を放ち、MLBファンがツイッターで畏怖…『この男は信じられないほど凄い』」との見出しを取り、メジャーファンのツイッターの声を紹介している。
「まるで昨年ジャッジがMVPを取ったことにとても腹を立てているようだ」
「ショウヘイ・オオタニは、本塁打数がメジャー全体で2位、投手としても奪三振数でメジャー3位。この男は信じられないほど凄い」
「完璧なビースト。思い出してほしい。彼は開幕投手で、奪三振数でリーグトップ3にいる」
「このマルチな才能を誇る男の魔法は続く!」
首位レンジャーズとの第3戦を落としてゲーム差は5.5に戻ったが、今日15日(日本時間16日)の第4戦目の先発マウンドに大谷がリアル二刀流で立つ。今季14度目の先発で6勝目を狙うことになる。