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阪神は大幅に打線を入れ替えてバウアーに挑んだが、3-5で敗れて今季初の5連敗で首位を陥落した
阪神は大幅に打線を入れ替えてバウアーに挑んだが、3-5で敗れて今季初の5連敗で首位を陥落した

首位陥落の阪神の岡田監督は本当に激怒していたのか…横浜DeNAに3タテを許した理由…誤算だった「孫子の兵法」と“番長野球”

 阪神に首位を走られていた際に、三浦監督は、大好きな競馬にたとえ「早めにハナに立つのではなく好位からの競馬が理想」という話をしていた。
 だが、首位に立ったこの日は、「ファンの方々も喜んでくれるし、(首位に立つのは)いいこと。悪いものじゃない」と語った上で、「まだまだ先がある。しっかりやるべきこと頭にいれながら、1試合、1試合準備するだけ」と、気を引き締めていた。
 日本一になった1998年以来の貯金12となったことを聞かれても「『あっそう?』という感じ。貯金は増えたり減ったりするもの」と関心を示さなかった。
 2008年に13.5ゲーム差からの大失速の経験があり、競馬に詳しい岡田監督もきっと「好位差し」の展開を望み、好位にいる間に、いかにチーム力を鍛え、直線で“差す足”を貯めておくかを考えている。佐藤を2軍で再調整させたのも、勝負の秋を見据えて、チーム力を鍛えておくための措置。
 甲子園に場所を移して5位の中日を迎える27日からの3連戦には、休養期間を与えてリフレッシュさせた大竹、村上、西勇の3人をスタンバイできる。
(文責・RONSPO編集部)

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