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大谷翔平が4回に同点の26号ソロを放つ(写真・アフロ)
大谷翔平が4回に同点の26号ソロを放つ(写真・アフロ)

「たった1球の失投を彼はいつものように見逃さなかった」敵将が大谷翔平の本塁打争いで独走する同点26号ソロを称賛

「6月が終わるまでまだ数日ある。彼は、このエリート級の成績をさらに上げる時間がある。ここまで、打率.297、26本塁打、62打点、11盗塁の成績を残している大谷の本塁打と打点はメジャートップ。OPSも現在1.009で、MVPを獲得した2021年の46本塁打を上回るペースで本塁打を放っている」と続けた。このままでいけば53本ペースだ。
 またインドのスポーツサイトSportskeedaは、「26号を放ったエンゼルスのスターにファンが驚嘆…『もうこの男にMVPを与えるべきだ』」との見出しを取り、本塁打&打点で両リーグトップを走っていることを伝えた上でファンのSNS上での書き込みを紹介した。
「この男にもうMVPを与えるべきだ」、「一生に一度だけ目にすることができるような選手。素晴らしいプレーをここにいる間に見ることができて感謝」、「これまで見てきた選手の中で最高。間違いない」、「26本塁打で、彼は投手もする。クレイジーだ」、「我々はもしかしたら、あらゆるスポーツの歴史で最も素晴らしいシーズンを過ごす選手を目にするかもしれない」などというファンの“大谷賛歌”を伝えた。
 また、この日、エンゼルス先発のリード・デトマーズは、7回をルイス・ロベルトに許した22号ソロによる1失点だけに抑える2安打10奪三振の素晴らしい投球を見せたが、その裏に“大谷効果”があったという。
MLB公式サイトは、「デトマーズは、大谷とドジャースのクレイトン・カーショーから投球のヒントを得てきた。大谷からは、スライダーをどのように効果的に使うか、カーショーからは、将来殿堂入りする投手のピンポイントの制球についてのヒントを得た」と指摘。
 ネビン監督も「大谷のような投手の投球を目にして、ボールを操り、ストライクを投げ、打者を追い込んで、自らを守る手段として、スライダーを使えることを理解してきていると思う」と分析したという。
 そのデトマーズのお手本となった大谷は日本時間今日28日のホワイトソックス戦で先発マウンドに立つ。

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