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米敏腕記者ジョン・モロシ氏が大谷翔平の電撃トレードの可能性が残っていると投稿(写真・アフロ)
米敏腕記者ジョン・モロシ氏が大谷翔平の電撃トレードの可能性が残っていると投稿(写真・アフロ)

「彼が次に何をするかが待ちきれない。スタンド、我々ベンチの全員が夢中だ」大谷翔平の7回途中10奪三振7勝目と27号&28号に米メディア、両軍指揮官、敵味方選手から称賛の声

 ネビン監督も「組み立てやゲームプラン、そしてメカニックについては、いつも何かしら改善に取り組んでいて、それが(好調への)助けとなっている。どんどん良くなってきたと思う」と評価している。

 敵地のシカゴサンタイムズ紙も、「前日の試合でディラン・シースから26号を放って勝利に貢献していた二刀流スーパースターの大谷は、そのパフォーマンスが、ごく普通のものに過ぎなかったことを示した」と記して大谷の投打の活躍を伝えた。
 また大谷は、ホワイトソックス戦に3度先発し、16回2/3で防御率1.08、打っては今季6本塁打を放つ“天敵”となっていることを伝えた上で、グリフォル監督の「こちらがミスをすれば、彼は、それに対して代償を負わせるんだ」という嘆きを紹介した。
 スポーツ専門チャンネルのESPNは、「大谷は爪が割れたことで降板し、打者としてプレーすることになった。彼は(7回に)低めに逃げるスプリッターに手を伸ばし、この夜2本目となる反対方向への本塁打を打ち上げ、すべての人々に畏怖を残す驚きのパフォーマンスに区切りをつけた。マウンドで貢献できなくなっても、打者として驚異的な役割をこなす先例なき価値を具現化した」と絶賛した。
 そして同メディアはロッキーズからエンゼルスに電撃移籍したマイク・ムスタカスのコメントを紹介している。
「すべてが評判通り。いや、それ以上だ。彼の試合への準備、ケージの中や、ここで何をしているか、そして、それが毎日フィールドで、どのような結果をもたらしているかを目にすることができて幸運だ」
 ムスタカスは、さらにこう続けている。
「彼はスペシャルだ。ここにきてから、短期間で、それを存分に目にすることができて幸運だし、彼が次に何をするのかが待ちきれない。いつだって楽しい。彼が打席に立ち、投げるとき、スタンドにいる全員が、夢中になっている。それは、クラブハウスやダグアウトにいる我々も同じ感じだ。彼が打席に入り、マウンドに立つ時には、いつでも何かが起こる。(私は)その瞬間の一部になれてとても楽しいんだ」
 大谷は、ファンはもとより、両軍ベンチの選手さえ魅了している。こういう存在こそが本物のスーパースターなのだろう。

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