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大谷の30号ソロは150mを超えるキャリア&今季のメジャー最長弾となった(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
大谷の30号ソロは150mを超えるキャリア&今季のメジャー最長弾となった(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

「地球上で最強の人間の一人」「いや人間ではない。アンドロイドだ」大谷翔平の今季メジャー最長150mの30号にチームメイトや他チーム監督から驚嘆の声

 

 同サイトによると、大谷のこれまでの最長弾は2021年のロイヤルズ戦でクリス・ブビッチから放った470フィート(約143メートル)で、スタットキャストが2015年に導入されて以来、13番目の最長弾に並んだという。ちなみに過去の最長記録は、2019年にノマ―・マザラが放った505フィート(約154メートル)。またエンゼルスでは、2022年10月5日にマイク・トラウトが記録した490フィート(約149メートル)を上回る過去最長弾となった。
 これで大谷の6月の成績は打率.394、29打点、15本塁打。
 同サイトは「大谷は歴史を塗り替える最中にある」とし、6月の月間15本塁打は、ア・リーグでは史上4人目で、過去に達成したのは、ベーブ・ルース(1930年ヤンキース)、ボブ・ジョンソン(1934年アスレチックス)、ロジャー・マリス(1961年ヤンキース)の3人だったことを紹介した。
 また6月までに30本塁打、10盗塁越えを達成したのは、1998年のサミー・ソーサ以来だという。
 同サイトは「エンゼルスファンとして地元で育った」という先発したグリフィン・カニングの声を伝えている。
「あれはワールドシリーズでのバリー・ボンズが放った領域に達した。はるか先まで飛んでいった」
 2002年のワールドシリーズ第2戦でボンズが放った一発に記憶を重ねた。
 また打たれたヘンリーは、チームメイトに「もしかすると、電話が(テキストメッセージで)爆発することになるかもしれない」と語り、メディアの大谷に打たれた最長弾に関する質問に対して、上品さとユーモアを合わせて対応したという。
「話すべきことがどれだけあるのかは分からない。あのような選手に対して、カウント1-0とボールが先行する不利な状況にしてしまった。ゾーンに入れようとして、プレートの真ん中に残るスライダーを投げてしまったことは、ゲームプランになかった。だから、それが起きてしまったんだ。本塁打を与えてしまったものは仕方がない。攻撃陣の助けがあり、あのとき5点をリードしていた。だからすべてを水に流して気持ちを切り替えた。あの一発を浴びたあとの心境は、そんな感じだった」
 さらにヘンリーは、打球の行方をどのように見ていたかと問われ、「(打球音が)大きかった。それだけにしておこう。(打球を)見ることはしなかった。本塁打は、本当に見たくないもの。手からボールが離れた瞬間の感触が良くなかったんだ。失投のひとつだ。ありがたいことに打球の行方は見ず、打球音を聞いただけだった」とつけ加えた。
 大谷の伝説的なシーズン。どこまで記録を塗り替え続けるのだろうか。

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