「なぜオオタニが野球界で最も恐れられている打者なのかを見せつけた」米メディアが球宴投打選出を祝う大谷翔平の特大31号を大絶賛…「ムーンショット」「モンスター本塁打」の声も
ネビン監督の「彼を誇りに思う。彼は懸命に練習をしている。今年はマウンドで浮き沈みがあったが、ローテーションで安定した結果を残してくれたのは確かだ。(投打での球宴選手は)凄いこと。とても栄誉なことだ」というコメントを伝えた。
指揮官は、球宴での本塁打競争への参加については、ネガティブな意見を表明しているが、注目の大谷の2年ぶりの“球宴リアル二刀流”の実現については「彼次第だ。WBCでも言ったように、これは特別な時間となる。もしそれが彼の望むものであれば、私はノーとは言わないだろう」と、登板を容認し、大谷の判断に一任する考えであることを明かしている。
果たして大谷はどんな結論を出すのだろうか。
また米スポーツイラストレイテッド誌も「大谷がまたムーンショットを放ち、MLBでの(本塁打争いの)リードを広げる」との見出しを取り、特大の31号を記事にした。
同誌は、「この日、ほとんどの時間で、エンゼルスの二刀流スター大谷は普通の人間のようだった。4打席目まで球宴3度出場の大谷は、2三振と平凡なフライに倒れていた。だが、4打席目で、MLBの本塁打リーダーは、なぜ彼が野球界で最も恐れられている打者になっているかを見せつけた」と伝え、「大谷はネルソンのスライダーに食らいついて異次元のパワーを解き放った。打球は高く作られたスタンドの約20列目のトンネル通路のひとつに到達した」と続けた。
そして「もし454フィート(138.4メートル)の本塁打を平凡なものにできる人がいるとすれば、それは2日前にキャリア最長で、今季の誰よりも遠くへ飛ばす493フィート(約150.3メートル)の大軌道を打ち上げた大谷自身だ」と称賛した。
地元紙のオレンジカウンティレジスター紙は「エンゼルスが3本塁打を利用してダイヤモンドバックスを倒しスウィープを回避」との見出しを取り、マイク・トラウトと大谷の「トラウタニ弾」で連敗をストップしたことを報じた。同紙は、大谷とトラウトのアベックアーチは通算30度目で、今季は早くも8度目になったことを伝えている。