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  • 「ちょっと失礼」41秒シャドーで“煙幕”を張ったWBC&WBO王者フルトンに井上尚弥を支える父の真吾トレーナーが3つの万全対策…「王者に劣っているところは何もない」
井上尚弥が挑戦するWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトンが公開練習で煙幕を張った(写真・山口裕朗)
井上尚弥が挑戦するWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトンが公開練習で煙幕を張った(写真・山口裕朗)

「ちょっと失礼」41秒シャドーで“煙幕”を張ったWBC&WBO王者フルトンに井上尚弥を支える父の真吾トレーナーが3つの万全対策…「王者に劣っているところは何もない」

 井上はスパーリングを前日に打ち上げた。
「相当量のスパーをやったが波がなかった。集中して常にフルトンを意識してできた。過去一良かった」
 階級をひとつ上げたことで、リミットが1.8キロが増えて、減量苦がなくなったことで、試合のギリギリまでスパーリングが可能になり、集中して技術練習に取り組むことができたのである。
 真吾トレーナーは、こう断言した。
「スピード、パワー、フィジカルと、フルトンに劣っているところは何もない」
 モンスターが、またひとつ歴史を塗り替えるゴングが10日後に迫っている。
(文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)

フルトンの公開練習を見守る大橋会長(右)、井上真吾トレーナー(中)、井上浩樹(左)の3人(写真・山口裕朗)

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