WBC&WBO王者フルトンに挑む井上尚弥が公開練習(写真・山口裕朗)
「一発当たれば間違いなく終わる」…井上尚弥が30秒の“煙幕公開練習”で「過去一気合が入る」WBC&WBO王者フルトン戦に向けて豪語
ーー減量に苦しまないことが試合にどう影響するか?
「伸び伸びと安定感を持って試合ができる。まったく違う試合展開に持っていけるんじゃないかと思う」
――仮想フルトンとしてロマチェンコのパートナーを務めるなど世界的に評価の高いジャフェスリー・ラミド(米国)とスパーができたことも大きかったのでは?
「ああいう(フルトン)タイプは日本にいないんで、スパーリングの相手選びが大変だったかなと思うが、そういう選手と長くできたのは大きいし、自信もついた。イメージもかなり膨らんだ」
――WBA&IBF世界同級王者になったアーロン・タパレス(フィリピン)も来日予定だ。
「その試合は見ていない。(先のことより)まずは、25日の一戦だけを考える」
――挑戦者となってリングに上がる心境は?
「これまで3度挑戦している。そのときのような気持ち、それ以上かなと思う」
――海外のトップボクサーたちが井上有利を予想している。
「そういった予想の声を裏切りたくないし、期待通りの試合をしたい」
――試合の位置づけとしてはキャリア最高に試合になるか。
「今現時点ではそうなる」
ーー現時点で?
「この先にどんな戦いが待っているかわからない。現時点ではそうなる」
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