「彼はジャイアンツでプレーするだろう」大谷翔平の33号ソロで口火を切りサヨナラ勝利も電撃トレード報道はさらに過熱

　また先日、情報筋の話としてエンゼルスがトレードの可能性を排除していないことを伝えたMLBネットワークのジョン・モロシ記者が、番組内で、その可能性について再度言及した。
「複数の情報筋との会話をもとにすれば、依然としてトレードはなさそうな状況だが可能性はある。最近の変化で私が気になるのは、エンゼルスが球団内部で（大谷のトレードを）議論し、現在の順位がどこにあるのかを確認したことにある。彼らは手元にやって来るであろう（トレードの）問い合わせについて耳を傾けることになる。もし彼らが、球界のトップ100に入る有望選手を複数獲得できるのであれば、トレードについて考え始めることに間違いはない。それが現時点での立ち位置となる。チームの順位を見ながら、検討、熟慮し、今私が言えることは、大谷のトレードは、今から8月1日の間に起こる可能性があるということだ」
　モロシ氏がトレードの有力先として挙げたのはドジャースだ。
「ドジャースには、MLBパイプラインがリストアップしている（有望選手）トップ100のうち9選手がいる。他チームを通じても最多だ。そして多くの予測によれば（FAとなる）大谷と、この冬に契約する最有力チームがドジャースだ。彼らが今シーズンのチームバランスを得るために彼の獲得で保険を払い、それから彼と長期契約したいと思うのではないだろうか」
　エンゼルスが西海岸のライバルチームへのトレードを嫌う可能性が高いが、今オフに大谷がFAになった際の本命と見られるドジャースが、まず魅力ある交換相手でトレードを実現し、そのまま複数年契約を結ぶ可能性があることを示唆した。
　先にESPNのバスター・オルニー記者が「ヤンキースが意欲的」との情報を発信したが、ヤンキース、ジャイアンツ、ドジャースと、8月1日の期限を前に大谷の電撃トレード先として資金力のある強豪チームの名前が次々と挙がってきた。