“元モー娘。”の辻希美さんが西武戦で芸能生活初となる自己採点80点のセレモニアルピッチ
アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーでタレントの辻希美さん(36)が17日、ベルーナドームで「ファミリーマートpresents ファミからナイター」と題して行われた西武-日ハム戦で始球式を行った。
ファミリーマートが販売するから揚げ「ファミから」のイメージキャラクターを務める辻さんはゴールドと黒のカラーにから揚げを模したチャームをたくさんくっつけたオリジナルユニホームで登場。背番号は、肉にちなんだ「29」だった。
小学生時代に野球をやっていたそうだが、24年目に突入した芸能生活でセレモニアルピッチの大役を担ったのは初。
「本当に夢に見ていた初めての始球式だったので、今までで一番緊張してたかもしれないってぐらい、全身震えていました」
それでも様になっていたセットポジションから綺麗なフォームでスロー。ノーバン投球とはならなかったが、ワンバウンドで西武の古賀悠斗の構えたミットにすっぽりと収まる“ストライク投球”となった。会場からは大きな拍手が起こり、辻さんは帽子を取って頭を下げて感謝の意を示した。
「会場のみなさんも選手のみなさんも、本当に温かい応援をしてくださって、楽しく投げさせていただきました。私の中ではワンバウンドではなかったと思っていたんですけど悔しいです。『違う方向に行かないように』と願って投げていたので真っすぐ行ったことは良かったなと思っていますが、正直もう一回投げたいなという気持ちがあります」
登板後の辻さんは、笑顔半分、悔しさ半分でリベンジ始球式を熱望した。
ママさんタレントでもある辻さんは、前日に始球式用のピッチング練習に付き合ってくれた息子さんに「ママ、その球じゃ届かないよ」と言われてプレッシャーがあったという。
それでも自己採点として「80点ぐらいの球は投げられたかなと思います。がんばりました」と満足そうだった。