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大谷翔平がヤンキース戦の7回に同点の35号2ランを放つ(写真・AP/アフロ)
大谷翔平がヤンキース戦の7回に同点の35号2ランを放つ(写真・AP/アフロ)

「なぜ敬遠しなかったんだ!」NY紙は一斉に大谷翔平と勝負して同点35号2ランを許したヤ軍ブーン監督の采配を猛烈に批判…指揮官が語った弁解とは?

 同紙もブーン監督の弁解を掲載しつつ、打たれたキングも敬遠ではなく、勝負する考えでいたことを伝えた。
 キングは「(彼を敬遠すれば)同点の走者になる。野球の定石として、同点の走者は出したくない。しかし、(投手コーチのマット・)ブレークはマウンドにやってきた。彼は『あの選手にはやられたくない』と言った。我々は、スカウティングリポートを少し見直したが、2ストライクを取った後に欲にかられて、外角のボール球にバットを出させる代わりに、打てるボールを投げてしまった」と説明したという。
 また、この場面でエンゼルス側がどう考えていたかも取材。
「一方でエンゼルスはヤンキースが2021年のMVP(の大谷)との勝負を避けると考えていた」とし、サヨナラ打を放ったステファニックのコメントを紹介した。
「彼らがあそこで勝負したのには驚いた。彼は素晴らしいスイングをした。ボールは消え去ったと思った。ショウヘイは、ショウヘイのやることをやって、我々に試合を取り戻してくれた。信じられないスイングだった」
 8月1日のトレード期限を前に大谷の去就についての報道が過熱。
 4日前にはESPNのバスター・オルニー記者が情報筋から聞いた話として「ヤンキースが意欲的」と伝え、米殿堂入りを果たしているブレーブスの“レジェンド”ジョン・スモルツ氏が「ヤンキースがワールドシリーズで勝つためには大谷翔平と(トレード後のオフにFAで)再契約できないとしても獲得する価値がある」と推すなど、もしエンゼルスがトレードを決断した際の“大本命”と見られるヤンキースを相手に大谷が手痛い一打をお見舞いした。

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